2017.07.19(水

自分で飾っても楽しくプレゼントしても温かい気持ちになれる花束
初心者でも作れる「小さな花束」の作り方からラッピング方法まで
54点の作例と一緒に紹介(誠文堂新光社)

 (株)誠文堂新光社(東京都文京区)は、6月15日に『小さな花束の本―「作る、飾る、贈る」ためのカンタン、おしゃれな手法を集めました―』を刊行している。

 美しいだけでなく、可憐な佇まいや温かみのある色合いが、癒しと安らぎを与えてくれる花たち。食卓や机の上、玄関などに飾ると部屋の中が明るくなり、和やかな雰囲気をもたらしてくれる。そんな花たちをお洒落なアレンジにしてプレゼントしたり、粋な飾り方で家中を彩ることができたら、さらに楽しみが広がる。
 
 同書では初心者でも綺麗にできる「小さな花束」の作り方を29の作例とともに紹介。2015年に刊行された初版より、フラワーアレンジのバリエーションを増やしてさらに充実した内容になっている。大きな花束を作るのは難しいけれど、小ぶりの花束は配色や見せ方のコツを掴めば本格的な感じに。クリスマスやお正月などのシーンに合わせたデザインや、地味な印象の仏花や野草をお洒落に組み合わせるアイデアも含まれている。

 また花束の作り方のほかに、お洒落な飾り方やラッピング方法も25点の実例と一緒に掲載している。小さくてかわいいサイズの花束なので、飾るのはコンパクトな花瓶やマグカップに入れて机に置いたり、紐つき花器に挿して柱に掛けたりしてもOK。そして、本やお酒、お菓子などの贈り物を渡すときに花束を添えると華やかな印象に。基本的な花の扱い方も写真付きで説明しているので、この一冊があれば小さな花束の「作る」「飾る」「贈る」方法をしっかりと学べる。

 いろいろなお花をミックスして、大輪の鮮やかな色を際立たせて、庭のグリーンを摘んできて――アレンジを作るときのワクワクや、眺めたときの愛らしさは無限大。作って、飾って、贈って、そして、癒されて。小さな花束で暮らしに潤いを、ぜひ。

【目次】
◆作る(草花で、大輪で、ミックスで、同じ色で、同じトーンで他)
◆花束、色遊び(同系色でまとめる/挿し色を入れる、白を加える/カラフルに!他)
◆飾る(花瓶に、お皿に、引き出しに、箱に、のれんにして、吊るして他)
◆贈る(ラッピングする、なにかと組み合わせて、バッグに掛けられるように、肩掛けカバンのように他)
◆花束を作る前に。まず知っておきたい基礎知識(花の下準備、花束の基本、花束のまとめ方)
 
【著者プロフィール】小野木彩香: フローリスト。福島県出身。短大卒業後、異業種勤務を経て花の世界へ。2010年「colorant odeur」として独立。東京都内を中心にレストラン装飾、ウェディングなどを主とした活動を展開。自身の出身地である会津を基点に、東北の産地に赴き生産者との交流を図ったり、講演会やデモンストレーションを実施。東京の三鷹では小さな平屋の庭と花の植物店「北中植物商店」を構えている。
 
【書籍概要】
書 名:『小さな花束の本』
著 者:小野木彩香
仕 様:A5判、160ページ
定 価:1400円+税
配本日:2016年6月15日(木)
ISBN:978-4-416-61755-7
 
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紀伊国屋書店:  https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784416617557
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