2024.12.27(金

令和6年産米の契約•販売状況、民間在庫の推移及び
米穀販売事業者における販売数量•販売価格の動向
(令和6年11月末現在) 全国の集荷数量は191.9万トン

   農林水産省は、「令和6年産米の産地別契約・販売状況(令和6年11月末)、「民間在庫の推移(令和6年11月末)」及び「米穀販売事業者における販売数量•販売価格の動向(令和6年11月末)」について取りまとめた。
   平成30年産からの米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者•団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、その一環として、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給•価格情報、販売進捗•在庫情報等の提供を行っている。
   今回、令和6年11月末現在の契約•販売状況、民間在庫の推移及び米穀販売事業者における販売数量•販売価格の動向について、米の出荷•販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめま公表している。
1.契約・販売状況
   令和6年11月末現在の出荷業者の全国の集荷数量は191.9万トン(対前年同月差▲17.4万トン)、契約数量は178.0万トン(対前年同月差▲3.1万トン)、販売数量は45.0万トン(対前年同月差+6.8万トン)となっている。
2.民間在庫の推移
   令和6年11月末現在の全国の民間在庫は、出荷•販売段階の計で260万トン(対前年同月差▲44万トン)となっており、出荷段階は201万トン(対前年同月差▲49万トン)、販売段階は59万トン(対前年同月差+5万トン)となっている。なお、今回の11月末民間在庫量のポイントについては、別添参考資料をご参照下さい。
3.米穀販売事業者における販売数量•販売価格の動向
   令和6年11月末現在の米穀販売事業者が販売している精米の全体数量•価格の動向を指数化したものだ。販売数量は前年同月比96.4%(うち小売事業者向けは前年同月比93.0%、中食•外食事業者等向けは前年同月比100.4%)。また小売事業者向けの販売価格は前年同月比159.8%、中食•外食事業者等向けの販売価格は前年同月比133.7%となっている(速報値)。
   産地や銘柄別の契約•販売状況、民間在庫の推移及び米穀販売事業者における販売数量•販売価格の動向については、添付資料を御参照下さい。また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照下さい。
3.公表資料
   本資料及び過去の調査結果は、同省ホームページから御覧になれる(https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/aitaikakaku.html)。
<添付資料>
令和6年産米の産地別契約・販売状況(累計、うるち米、令和6年11月末現在)(速報)(PDF : 137KB)
民間在庫の推移(速報)(PDF : 137KB)
米穀販売事業者における販売数量・販売価格の動向(速報)(PDF : 86KB)
<参考資料>
令和6年11月末民間在庫量のポイント(PDF : 311KB)
   この件のお問い合わせは農林水産省 農産局 農産政策部 企画課 (担当)上松、松田、福水、吉田まで(電話03-3502-8111<代表>内線4975)ダイヤルイン03-6738-8973)。