2024.06.21(金)

農林水産省も始めます!「廃食用油×MAFFチャレンジ」スタート
廃食用油の循環利用の機運を高めるため、農林水産省職員の家庭から
出た廃食用油の回収に取り組む

   ご家庭で使用した油、捨てていませんか?この夏、農林水産省では、ご家庭で出される廃食用油について、再生資源として活用されるよう回収に向けた取組を呼びかけるとともに、職員の家庭から出た廃食用油(いわゆる使用済みの食用油)の回収に取り組み、資源としての循環利用を促進するための機運を盛り上げ、行動変容のきっかけとする。
   なお、回収した廃食用油は石けんにリサイクルし、省内のトイレで利用することにしている。全国で500以上の市区町村において、様々な仕組みで廃食用油の回収と循環利用が行われている。家庭で使用した油、捨てずに資源として循環利用しましょう!

<背景>
   我が国の飲食店等の事業者から出される廃食用油については、9割以上が専門の事業者によって回収されており、主に家畜の配合飼料原料となっているほか、石けんや塗料、バイオディーゼル燃料等の原料として再利用されている。また、最近では、持続可能な航空燃料であるSAFの原料としても大変注目されている。
   一方で、家庭で出される廃食用油は、一部の自治体等において回収が行われているが、全国的には回収が進んでいない状況であるため、循環利用に向けた機運を高めていく必要がある。そこでこの夏、農林水産省ではご家庭で出される廃食用油について、再生資源として活用されるよう回収に向けた取組を呼びかけるとともに、農林水産省においても職員が自らの家庭で出た廃食用油の回収に取り組み、廃食用油の回収•再利用の促進に向けた機運を盛り上げ、行動変容のきっかけになればと考えている。
※家庭で出た廃食用油は、石けんや塗料、バイオディーゼル燃料、SAFなど様々な製品の原料として再利用される(配合飼料原料には、飲食店等から発生する収集先や油脂の種類が確認されたものが利用されている)。
取組の概要>
回収方法:省内に廃食用油回収BOXを設置し、ペットボトル(500ml)等の容器に入れて回収
回収期間:令和6年7月1日(月曜日)から令和6年9月27日(金曜日)

添付資料
LinkIcon 農林水産省も始めます!「廃食用油×MAFFチャレンジ」チラシ(PDF : 1,812KB)
 
   この件のお問い合わせは農林水産省大臣官房 環境バイオマス政策課 再生可能エネルギー室(担当)原口、関本、中水流まで(電話03-3502-8111<代表>内線4317   ダイヤルイン03-6738-6479)。