2024.06.11(火)

省力化栽培に適した食味の良いリンゴ品種
「紅つるぎ」を開発、 カラムナー性を持つ
リンゴ品種で省力化栽培に期待

   農林水産省が実施する研究事業「食料安全保障強化に向けた革新的新品種開発プロジェクト」により、カラムナー性を持つリンゴ品種が開発された。コンパクトな樹形となるため、スマート農機等による省力化栽培が期待される。
   「食料安全保障強化に向けた革新的新品種開発プロジェクト(うち国内生産力の強化を図るための果樹•茶品種の開発)」により、国立研究開発法人 農業•食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、枝が横に伸びにくいため円筒形の樹姿(カラムナー性)となり、食味も優れるリンゴ品種「紅つるぎ」を開発した。壁状の樹形に仕立てやすいため、作業の機械化、およびスマート農機への適性も見込まれ、リンゴの栽培が省力化し、生産性の向上が期待される。
   引き続き、農林水産省は、食料•農業•農村基本法に基づいて、多収化や省力化に貢献する品種の開発を推進していくとしている。


   品種の詳細については以下のHPをご覧下さい。
農研機構プレスリリース「食味に優れ栽培しやすいコンパクトな樹姿(カラムナー性)のリンゴ新品種「紅つるぎ」を育成」(外部リンク)
 
   この件のお問い合わせは農林水産省 農林水産技術会議 事務局研究統括官(生産技術)室 (担当)野尻、森谷まで(電話03-3502-8111<代表>内線5840   ダイヤルイン03-3502-2549)。
 
お問合せ先
農林水産技術会議事務局研究統括官(生産技術)室
担当者:野尻、森谷