2021.02.05(金) |
「もち麦サミット2021 Online もち麦のさらなる利用拡大に向けて 3月18日に開催(農研機構) |
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もち麦(もち大麦)は、生活習慣病の予防と改善効果が報告されている水溶性食物繊維β-グルカンを多く含み、かつ食感が良いことから需要が急増している。これまで需要量の大部分が輸入麦で充当されてきたが、国内での新品種育成とその普及拡大により国内生産量が飛躍的に増加している。
もち麦のさらなる需要拡大に資するため、用途と利用の拡大に向けて加工利用、製品開発等に関する事例紹介と、講演者と参加者の双方向のパネルディスカッションからなるオンラインシンポジウムを開催する。
開催日時は3月18(木)10:00~15:00(当日9:00頃より接続開始予定)、開催方法はオンライン開催(Zoom使用)となる。開催内容は第1部が10:00~12:00。開会挨拶、基調講演は「もち麦ヒットの背景を踏まえ、今後のシーズとニーズを考える」((株)日経BP総合研究所客員研究員の西沢邦浩氏)。講演(各15分)①新たな用途開拓と需要拡大を目指したもち麦の品種開発(農研機構次世代作物開発研究センター 麦研究領域•主席研究員 塔野岡卓司氏)、②もち麦品種「くすもち二条」を使った製品開発、③もち麦等を使った大麦粉やシリアル製品の開発、4小売業界におけるもち麦の商品展開、⑤国内産もち性大麦の利用拡大への期待と取り組みとなっている。
第2部13:15~14:20。質疑応答とパネルディスカッションでは、全国精麦工業協同組合連合会 食糧部長兼事業課長の馬木紳次氏、農研機構理事の門脇光一氏、(株)丸美屋常務取締役の家村亨氏、豊橋糧食工業(株)専務取締役の伴野公彦氏、(株)セブン-イレブン•ジャパン商品本部シニアマーチャンダイザーの清水利則氏、モデレーターの農林水産省農林水産政策研究所次長の吉田行郷氏、パネラー講演者他を予定している。閉会挨拶は農研機構次世代作物開発研究センター所長の佐々木良治氏が行う。
※閉会後(14:20~15:00)に、農研機構育成もち麦品種の製品へのご利用や栽培をご検討の方を対象にビジネスマッチングを行う。各品種の育成担当者が電子メール等で個別相談を受ける。希望の方は、本シンポジウムの特設WEBサイトにて品種紹介の動画をご覧の上で(開催当日9時より視聴可能予定)、動画中に提示の担当者電子メールアドレス宛に相談希望と明示してお申込み下さい(受付14時20分まで)。相談内容等の秘密は厳守する。
※本シンポジウムの特設WEBサイトから農研機構育成もち麦品種の資料をダウンロードできる。
※本シンポジウムに参加申し込みいただいた方には、事前に農研機構育成もち麦品種の試供品を
お送りします(当日の状況によって発表内容に一部変更が生じる場合もある。あらかじめご了承
下さい)。
主催は農研機構、参加費は無料。参加申込みは以下サイトの参加申込みフォームよりお申込み下さい(URL:https://forms.gle/wcgXBRY5gpLtadeJ8)。参加確定後、事務局より当日の接続アドレスをご登録メールアドレスへ送信する。申込締切は2021年3月4日(木)。事務局は農研機構次世代作物開発研究センター 研究推進室まで(電話029-838-8942 FAX029-838-7408 e-mail www-nics@naro.affrc.go.jp)。