2018.10.28(日)

農家へのIT利活用促進支援団体「できる.agri 」実行委員会 

農家の挑戦を後押しするコミュニティ運営開始、新たにfreee

ワークスモバイルジャパン、TheCAMPus、Lboseの4社が参画

   (株)am.が発起人として参画する、ITの利活用促進を通じた農家支援を目的に結成された任意団体、できる.agri 実行委員会((株)ルートレック•ネットワークス、佐々木伸一代表取締役、所在地神奈川県川崎市)は、10月25日(木)より、農家の挑戦を後押しするコミュニティ「できる.agriコミュニティ」の運営を開始している。
   また、8月29日に1周年を迎え、当実行委員会に新たにfreee(株)、ワークスモバイルジャパン(株、一般社団法人TheCAMPus、(株)Lboseの4社が参画している。
 
【できる.agri コミュニティについて】
   できる.agri実行員会ではこれまで、オンライン/オフラインでのIT農業普及に取り組んでくる中で、農家の方々のIT活用には「アイデア」「ノウハウ」「人手」が不足していることを実感してきた。そして、そういった課題を解決するためにクリエイターやエンジニア、マーケッターなどの「非農業領域人材」とのマッチングが有効だと考えた。さらに彼ら非農業領域人材には、農業分野で自身のスキルを活かしてみたいというニーズがあることもわかった。
   そのような背景から、今回運営を開始する「できる.agriコミュニティ」では、生産から経営管理、商品開発に至るまでIT×農業の「人材の六次化交流」の促進に取り組む。初期メンバーとして、阿部梨園の佐川友彦氏(栃木県)など、これまでに「できる.agri」の活動に関わった農家の方々や、実行委員会参画企業のメンバーを中心に30名程度が所属、現在すでに複数のプロジェクトが進行している。

 
   システム面はワークスモバイルジャパン(株)が「LINE WORKS」を提供、プロジェクトチームの組成は(株)Lbose が運営する「TEAMKIT」と連携。コミュニティの運営は発起人の(株)am.が取り組む。  
 
【できる.agri プロジェクトについて】
   「できる.agri」(できるドットアグリ)は、IT を活用した農業の新しい姿を紹介することで、農業および生産者が抱える課題をITの力で解決するための取り組みだ。運営主体となる実行委員会は、2017年8月29日に結成され、ルートレックを含む4社•団体を発起人とし、ほか6 つの自治体•企業を賛同者として迎えた。
   実行委員会の活動として、実際に現場でITを活用して課題解決に取り組む農家の方々や、ITソリューションの提供に取り組む企業キーマンの方々の事例を農家の方々に届けるウェブサイト『できる.agri』(URL : http://dekiru-agri.jp/)の運営、および「できる.agri」発起人ならびに賛同者による、セミナー、勉強会、座談会等を開催し、「農業 × IT」のさまざまな可能性を生産者の皆様とともに考えていく場を提供している。
 


画像上:『できる.agri』webサイトTOP 画像下:実行委員会発足発表の様子
 
【IT×農業の“できる”事例】   
農業においてITの力で“できる”ようになることは、業務のあらゆる場面におよぶ。以下の図は、できる.agri実行委員会参加企業•サービスの事例の一部だ。
 

【実行委員会参加企業•団体】【今回の新規参加企業・団体と提供サービス】
 

【今回の新規参加企業•団体と提供サービス】
LINE WORKS(ワークスモバイルジャパン(株)提供)
   LINE WORKS(ラインワークス)は、LINEの使いやすさはそのままに、仕事でも安心の「仕事仲間と使えるLINE」。チャット機能に加え、無料通話、掲示板、アドレス帳、メール、予定表、ファイル共有、ログ管理など仕事に必要なすべての機能を1つのアプリで網羅。すべての機能をスマートフォンだけでストレスなく利用できるよう設計されている。LINEを使ったことがあれば導入教育不要、はじめて仕事でチャットを利用したい方に最適なツールとなっている。
TEAMKIT((株)Lbose提供)
   TEAMKIT(チームキット)は、実績と繋がりで信頼を可視化することで、プロジェクトのメンバー募集や参加を促進する「プロジェクトシェアプラットフォーム」だ。これまで見えなかった「信頼」を可視化し、これまで巡り合わなかった「縁」を創造することで、"個の時代"に適したプロジェクトの流通インフラを作る。
freee(freee(株)提供)
   freee(フリー)は無料から使える、シェアNo.1のクラウド会計ソフトだ。初めての決算書作成や確定申告も簡単に行える。中小企業の経理•会計を自動化し、時間を削減。消費税増税やマイナンバー制度など税制•法制改正に無料で自動対応するから安心である。
The CAMPus(一般社団法人TheCAMPus提供)
   The CAMPus(ザ•キャンパス)は、インターネットをプラットフォームとした『日本の農業の未来を担う若者たちの”ワクワク” を育むWEB マガジンタイプの学び舎』。農について「知る」「触れる」「鍛える」「伝える」の4つのチャネル運営を通じて、『農』という視点から日本の明るい未来を切り拓いていきたいと考えている。
株式会社am.について
   (株)am.は、 人、 もの、 コトを編み合わせて新しい価値を生み出す「新しい編集」の会社。「意志あるところに道をつくる」をミッションに掲げ、 世の中に新しい価値を生む企業、 団体、 事業の成長戦略=ストーリーをつくる協創パートナーだ。「新規事業」「スタートアップ」「地方創生」をキーワードに据え、 自社事業「70seeds」および「70seeds STORE」や「ストーリーデザイン」を通して企業や地域のPR/ブランディング支援に取り組んでいる。発起人およびコミュニティの運営として「農業 × IT」のさまざまな可能性をお持ちである生産者様の後押しをし、社会に貢献して行くとしている。
できる.agri プロジェクト実行委員会
http://dekiru-agri.jp((株)am. 岡山、吉田、楠橋)
電話 03-6458-5715  FAX 03-6458-5716  E-mail:agri-info@dekiru-agri.jp