2018.03.02(金)

第2回「農村を元気にする総合的な実証研究」

シンポジウム、3月19日千代田区神田で開催

~農村の未来を多様性で拓く~(農研機構)

  農研機構(〒305-8517 茨城県つくば市観音台3-1-1)は、農業•食品産業による地域の活性化に熱意を持つ市町村と連携して、生産現場の強化、農産物のブランド化、農業の6次産業化、新産業の創出、地域資源の活用、 農村環境•生物多様性の保全等々、「農村の活性化•高付加価値化」に結びつく研究開発を行っている。
  今回のシンポジウムでは、市町村の関心の高い鳥獣被害対策と薬用作物等の導入に関する話題提供も得て、生産と生活の連動による担い手や地域住民の確保に貢献できる研究開発のあり方について参加者との議論を深めて、農村を元気にする総合的な実証研究の加速化を図る。
  日時は3月19日(月)13時00分~17時15分、場所はTKP秋葉原カンファレンスセンター ホール8A(東京都千代田区神田松永町4番地1 ラウンドクロス秋葉原8F)で行われる。主催は農研機構、後援は農林水産省農林水産技術会議事務局、全国町村会、NPO法人中山間地域フォーラムだ。
  定員は150名(先着順。定員になり次第、締切り)、参加費は無料。話題提供者やパネリストと対面で意見交換できるようシンポジウム終了後に、隣接会場にて情報交換会(17:30~19:00、定員40名、会費5,000円で予定)を行う。
  当日の日程•内容は次の通りだ。1)開会挨拶(13:00~13:15)、2)基調講演(13:15~13:45) 「農業で実現する地方創生」栃木県茂木町の古口達也町長、3)講演(13:45~15:30)<各講演30分、途中休憩含む>。•「島根県美郷町における鳥獣被害対策技術の普及定着へ向けた現場の心得」島根県美郷町産業振興課係長 安田亮氏•「徳之島チャレンジ~機能性茶品種による長寿•子宝の島の活性化~」徳之島製茶(鹿児島県天城町) 取締役 豊村友樹氏•「岡山県井原市における薬用シャクヤクの導入へ向けた取り組みと課題」医薬基盤•健康•栄養研究所 薬用植物資源研究センター種子島研究部主任研究員 林茂樹氏
  続いて農研機構の取り組み紹介(15:30~16:00)<各紹介15分>。•「山形県河北町『スマート農村振興』の実現に向けた住民参加による新たな戦略」農研機構 農村工学研究部門上級研究員 唐崎卓也氏•「地域資源を活用した農業を元気にする生物多様性研究の可能性」農研機構 農業環境変動研究センター上級研究員 楠本良延氏、田中幸一氏。会場には関連する農研機構の研究開発成果の資料を数多く準備している。
  また、パネルディスカッション(16:10~17:10)。司会進行は農研機構理事(研究推進担当IV<環境•地域資源活用>)の長谷部亮氏、パネリストに栃木県茂木町町長の古口達也氏、東京大学農業•資源経済学専攻教授の中嶋康博氏、NPO法人田舎のヒロインズ理事長の大津愛梨氏を迎えている。閉会挨拶は17:10~17:15となる。
LinkIconsymposium20180319_chirashi.pdf:チラシ
LinkIconsymposium20180319_form.docx:申込用紙
  参加申し込みは3月12日(月)までに、別添参加申込書または同内容を電子メール、FAX、郵
送のいずれかにより、以下の申込先へ送付する。<申込先>〒305-8517 茨城県つくば市観音台3-1-1 農研機構本部経営戦略室あて(電子メール:naro-noson@ml.affrc.go.jp FAX029-838-8525)。どなたでも参加出来る。
 
  この件のお問い合わせ先は農研機構本部 経営戦略室研究管理役 長﨑裕司まで(電話029-838-8346  FAX029-838-8525  電子メール:naro-noson@ml.affrc.go.jp)。