10月22日に審査・一般公開を県農業試験場(須坂市)
14.10.21(火)
今年で12回目を迎える「シナノスイート」のコンクール。優秀な作品には農林水産大臣賞などの褒賞で表彰する。日時は10月22日(水)審査午後1時から3時まで(公開審査は1時20分~2時まで)、一般公開は午後3時30分から5時まで、場所は県農業試験場農業技術館2階講堂(須坂市大字小河原492 電話026-246-2411)。
昨年の審査の様子
出品資格は県内在住のりんご「シナノスイート」生産者(個人)であることだ。主催は長野県園芸作物生産振興協議会•長野県、共催はJA全農長野、長野県果樹研究会ほか。
「シナノスイート」は県果樹試験場が育成し平成8年に品種登録している。日本で最も栽培面積の多い晩生種の「ふじ」と2番目に多い早生種の「つがる」を親とし、両親の収穫時期の中間にあたる10月に収穫できる品種である。果汁が多く甘味が強い食味が全国的に評価され、「果実の売れ筋ランキング」(日本農業新聞調べ)では毎年上位にランクインしている。
育成当初は着色不良等の問題もあったが、標高が高く涼しい地域では着色、食味が優ることがわかり、その後も着色向上のための技術開発を進めた結果、現在では両親につぐ県内第3位の栽培面積になった。
県内栽培面積(園芸畜産課調べ)では、平成15年のふじが5,050㌶、つがる1,810㌶、シナノスイート150㌶。平成20年のふじが4,750㌶、つがる1,700㌶、シナノスイート384㌶。平成25年のふじが4,543㌶、つがる1,596㌶、シナノスイート685㌶となっている。
お問い合わせ先は県農政部園芸畜産課 果樹•花き係(課長)本井治 (企画幹)西原光男 (担当)高田佳代子まで(電話026-235-7227〈直通〉026-232-0111〈代表〉内線3093 FAX026-235-7481)。
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