出荷は9月中旬〜10月下旬に
14.09.10(水)
シャインマスカットは種がなく皮ごと食べられる人気のぶどう。大粒で実が締ま っており、「パリッ」「サクッ」としたさわやかな食感と味わいがやみつきになる。主な産地は北信地域、長野地域。出荷予定期間は9月中旬〜10月下旬、入手先は県内の青果店、農産物直売所等で求められる。
「シャインマスカット」は種なしで皮ごとパクパク食べられる黄緑色の大粒種。マスカットの香りと高糖度が特長で食味は極めて良好だ。全国的にも栽培が急増している注目品種で、長野県は栽培面積•生産量ともに全国一だ。
平成23年特産果樹生産動態等調査によると、長野県は面積、全国シェアともに1位で93.0㌶(24.5%)、2位は山梨県82.3㌶(21.7%)、3位は岡山県56.0㌶(14.7%)となっている。
産地のJA中野市は「中野市は「巨峰」の一大産地ですが、近年「シャインマスカット」の産地化を目指してがんばっています。イベント情報として第9回ぶどう祭りが9月20日(土)9時〜15時、9月21日(日)9時〜12時まで信州中野いきいき館で行われます。30品種の試食ができ、お気に入りの品種をお買い求めいただけます。是非ご賞味ください」と話している。
産地の問い合わせ先はJA中野市ぶどう出荷センター 担当大塚昌克まで(電話0269-22-4400、 FAX0269-23-0600)。
果樹試験場の「ぶどう」研究。「シャインマスカット」は(独)果樹研究所が育成した品種だが、試験場では品種登録される前から、その高い品質に注目し、粒が大きく甘い果実を安定して生産する着果管理法や収穫適期の把握法など、長野県に適した栽培方法をいち早く確立し、普及を進めた。今後も“「シャインマスカット」といえば長野県”と言われるよう研究を進めている。