「木材利用ポイントPR大使」乃木坂46が木材に関する抜き打ちテストに挑戦
「木材利用ポイント期間延長PRイベント」9月30日まで延長(林野庁)
14.03.21(金)
林野庁では木材の適切な利用により、森林の適正な整備・保全、地球温暖化防止、農山漁村地域の振興等に貢献することを目的として、昨年4月より「木材利用ポイント事業」を開始している。この事業はスギ、ヒノキ、カラマツなどの対象となる木材を活用した木造住宅の新築等、内装・外装の木質化工事、木材製品等の購入の際に、木材利用ポイントを付与し、地域の農林水産品等と交換できる事業。この程、事業のポイント発行対象期間が9月30日まで延長されることが決定した。
これに伴い、3月20日(木)に「木材利用ポイントPR大使」の乃木坂46をお招きし、「木材利用ポイント期間延長PRイベント」を実施した。まずは、林野庁の末松林政部長が木材利用ポイント事業について説明し、そのあと乃木坂46が東京大学の井上雅文准教授から木に関する特別授業を受け、抜き打ちテストに挑戦した。
第一問目は“木材の特徴・効能”について、3択から「湿度の調整」を選び、見事全員正解。井上准教授は「一人くらいボケてくれるかと思った…」と乃木坂46メンバーの真剣さに驚き、会場が爆笑に包まれた。
第2問目は“地球温暖化防止に有効な対策”を3択から選んだ。他のメンバー“木を使う”を選択する中、松村さんはただ一人“気を使う”をチョイス。もちろん正解は「木を使う」でしたが、松村さんは「(“木を使う”が)何か違う気がして。ならすべてに“気を使う”ことが大切かと思いました」とコメントした。またこの後、木を利用して空気中の炭素量を減らすことが地球温暖化抑制に有効な対策かつ、未来に使える木を育てることにつながると知って、メンバー全員が驚いた様子でした。
次は日本の国土面積に森林が占める割合を当てる問題でした。この問題はメンバー全員が“3分の2”を選択し、再び大正解。この問題のあとに、「日本はフィンランド、スウェーデンに次ぐ森林国であるが、木材自給率は28%にとどまっている」ということが説明され、メンバーは熱心に聞き入っていた。
最終問題は地球の環境・森林を守る為の方法について。全員2択から「地球の環境・森林を守るためには木材を使ったほうがよい 」を選択し、見事正解した。2択からその選択肢を選んだ理由について聞かれると、高山さんは「地球温暖化防止になるから!」と力強く答え、それまでのテストで学んだことを披露していた。また、生駒さんは「未来の子どものためにもどんどん木を利用して、新しい苗木を育てていきたいです!」と、木材の利用促進の重要性についてコメントしていた。
このイベントは、3月20日(木)14:00~14:40(受付13:30~) まで、新宿パークタワー 1階ギャラリー1(新宿OZONE / 東京都新宿区西新宿3-7-1)で行われた。展示・サンプリングは1階ギャラリー3、6階展示スペース で開催。
出席者は、井上雅文准教授(東京大学 アジア生物資源環境研究センター)、乃木坂46(生駒里奈さん、西野七瀬さん、白石 麻衣さん、松村沙友理さん、高山一実さん、深川麻衣さん)。
このイベントに関するお問合せ先は、木材利用ポイント事務局広報窓口〈電通PR内〉担当者:佐藤(新聞・雑誌・web)、今西(TV)まで(電話03-5565-8437〈佐藤〉、03-5565-2716〈今西〉)。