信州の特産品「市田柿」の出荷
11月下旬から2月中旬にかけて
長野県の干し柿の出荷量は日本一で、全国の出荷量の3分の1を占める。また、徹底した衛生管理により、安全な干し柿「市田柿」として出荷される。「市田柿」の主な産地は、下伊那、上伊那地域が中心だ。
出荷期間は11月下旬~2月中旬で、「入手先は下伊那地域の農産物直売所や青果店等で求めて欲しい」と県園芸畜産課では話している。
下伊那郡高森町市田地区を発祥の地とする「市田柿」は、白い粉をまとったあめ色の果肉、もっちりした食感と 口に広がる上品な甘さで、大変人気のある干し柿だ。県園芸畜産課によると、県内の生産状況は平成22年7854トン(500ha)、平成23年7195トン(503ha)、平成24年9131トン(501ha)となっている。( )は収穫実施面積。