2022.01.21(金) |
塩尻市内の仕出し弁当屋で
ノロウイルスによる 食中毒
発生
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本日松本保健所は、塩尻市内の仕出し弁当屋を食中毒の原因施設と断定し、当該施設の営業者に対し令和4年1月21日から令和4年1月23日まで、3日間の営業停止を命じた。患者は1月14日に、当該施設が調理した仕出し弁当を喫食した60グループ256名中の34グループ103名で、環境保全研究所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出された。なお患者は全員快方に向かっている。
この食中毒は1月17日、松本保健所に「1月14日に調理した仕出し弁当を喫食した客から、体調不良を呈している旨の連絡があった」と当該施設の営業者から連絡があった。松本保健所による調査結果によると、患者は1月14日に当該施設が調理した仕出し弁当を喫食した60グループ 256名中の34グループ103名(塩尻市、松本市、岡谷市他在住)で、1月15日午前2時頃から下痢、嘔吐、発熱、腹痛等の症状を呈していた。
患者は当該施設で調理した仕出し弁当を共通して喫食していたこと、県環境保全研究所が行った検査により患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出されたこと、患者の症状はノロウイルスによる食中毒の症状と一致していたこと、医師から食中毒の届出があった以上のことから松本保健所は当該施設で調理した仕出し弁当を原因とする食中毒と断定した。
参考までに患者が喫食した主なメニューは、日替わり弁当(大根の漬物、生野菜キャベツ、もやしの梅和え、牛肉コロッ ケ、さつま揚げ煮物、鳥唐揚げ、玉子焼き、かまぼこ、ミートボール、ご飯)であった。
長野県内(長野市•松本市含む)における食中毒発生状況(本件含む)は、令和3年度4件258名(うち 長野市•松本市)2件154名、令和2年度7件99名(うち長野市)4件6名となっている。
この件のお問い合わせは松本保健所 食品•生活衛生課 食品衛生係 (次長)小山勤 (課長)西村孝 (担当)園田春美まで(電話0263-40-1942<直通> 0263-47-7800(代)内線2151 FAX0263-47-9293
E-mail matsuho-shokusei@pref.nagano.lg.jp)。