2022.11.01(火)

会津喜多方産漆を100%使用した喜多方ラーメン丼を
11月1日より予約販売開始!作成期間約1年、職人の手間暇が
惜しげなく詰まった喜多方ラーメン丼(河京)

   (株)河京(本社福島県喜多方市、佐藤富次郎代表取締役)は、福島県喜多方市産の漆を100%使用した漆器「会津喜多方漆器ラーメン丼」を11月1日(火)より100セット限定販売開始する。今回発売するのは福島県喜多方市地域おこし協力隊の吉田真菜さんとの共同制作商品だ。
   2021年11月から企画を開始しておよそ1年の月日を経て商品が完成した。喜多方市の魅力をもっと全国にお届けしたいという想いから、会津喜多方市の伝統工芸品である「会津喜多方漆器と喜多方ラーメンをセットにした商品をお届けしようと企画した。
   今回作成した商品は11月1日より(株)河京の公式オンラインショップで販売を開始し、先着100個限定(茶色50個、赤色50個)で販売する。1セットにつき、漆器1点と河京の喜多方ラーメン2食入が1箱セットになっている。販売価格は1セット19,800円(税込)だ。

会津喜多方漆器ラーメン丼のこだわり
喜多方産漆を100%使用。河京公式オンラインショップでしか買えない逸品。
販売までの製作期間は約1年。100セット限定の商品。
木地づくりから漆塗りまで全て職人の手による手作業で、手間暇かけた商品。 

(作成に携わったメンバー、左から(株)河京の佐藤、地域おこし協力隊の吉田、喜多方の塗師の風間)
   今回の会津喜多方漆器作成にあたって、まずは吉田さんと打ち合わせを繰り返した。その打ち合わせの中で日本中でも珍しい国産の漆が喜多方の地で手に入るということで、今回の漆器は完全に喜多方産の漆のみを使用するということで漆器作成に踏み出した。会津喜多方では漆器文化は伝統的なものであり、学校給食でも漆器が使われるなど子供のころから触れる伝統工芸品となっている。

   漆器の木地づくりは、会津若松の三浦木工所さんで仕入れ•加工をしていただくということで協力して頂いた。コロナ禍の影響で物流に影響が出ていることから材木の入手も難航したが、南会津産のホオノキを仕入れることができた。

 

  木地ができたあとは吉田さんと協力者の長澤邦夫さん、風間正昭さんとともに漆塗りの作業にはいった。漆を塗って乾かしてという作業を10回繰り返し、漆の色合いや強度を高めていきました。 

 

 
  この漆を塗る前段階として、毎年喜多方では6月~10月の間にうるし掻きと呼ばれる、うるしの採取作業を行う。現在では高齢化が進み、うるし掻きをできる人財も少なくなってきているそうだ。地域おこし協力隊の吉田さんは師匠に指導いただきながらこのうるし掻きの作業にも入られている。

   こうして1年がかりで出来上がった完全喜多方産漆100%のラーメン丼を11月1日(火)より販売開始する。会津喜多方漆器1点と喜多方ラーメン2食入1箱、こちらをセットとして各色50セットずつ、合計100セット限定販売となる。価格は1セット19,800円(税込)。会津喜多方の職人たちの努力の結晶をぜひご堪能下さいという。