| 2022.04.19（火） |
能登ウニ「希-のぞみ-」の販売を順次
受付開始、見過ごされている未利用資源の
可能性(ELLange)
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Ellange(株)(東京都中央区、関幸太郎代表取締役)と合同会社望海(石川県羽咋郡志賀町、北友紀菜代表社員)による共同プロジェクトである。この取り組み背景は、石川県能登地域において食用のキタムラサキウニはほとんど存在しておらず、多くの能登周辺の海域では磯焼け等を引き起こす原因とされ、実入りが悪いこともあり食用資源としての価値はあまりないため、駆除対象とされていた。駆除を行うにも人件費が必要となり、磯焼けへの取り組みも難航していた。
(磯焼けとは…ウニが海藻を食べ尽くし、魚の隠れ家や産卵場所を失い、生態系が崩れるキッカケとなる現象）
秋口の実入りが良くない状態
■取り組みのキッカケ
当初磯焼け対策を目的に、捕獲して蓄養することで藻場回復と同時にウニの商業価値を高める蓄養についても検討を行った。その中でプロジェクトメンバー内において「本当に磯焼けは発生しているのか？」という疑問が浮かんできた。そしてこの疑問の解決に向けて取り組むべく、単純に見過ごされてきた食材である可能性と能登の豊かな自然の可能性を信じ、天然ウニの出荷を目指す方向となった。
昨秋より手探りの状態で取組を行い、実入りの改善の手段として間引きを行った。間引きを行ったウニは、しっかりと塩分を真水で除去を行った上で能登島の農家さんに持ち込み肥料として循環させている。
ウニ殻を肥料として活用
■サポート体制
石川県内の料理人を中心として構成される一般社団法人NOTOFUE(所在地石川県七尾市、関幸太郎代表)によって、昨秋からのウニの間引きにおける費用や販路における協力を得ている。一般社団法人NOTOFUEは「NOTOの100年後の食文化を創造する」ことをミッションとし、能登の豊かな里山•里海の環境、資源を後世に繋げるために、食に関わる料理人を中心として発足した団体である。NOTOFUEとしても、2022年3月に能登の里海勉強会を行い、ウニや藻場についての知見を深めていた。
「賛同メンバー紹介」
・池端準也(L'Atelier de NOTO/輪島市）
・梅達郎/八木恵介/北川悠介(respiración/金沢市）
・牧野浩和(MAKINONCÎ/金沢市）
・平田明珠(Villa della Pace/七尾市）
・川嶋亨(一本杉川嶋/七尾市）
・土井誠(Installation Table ENSO L'asymetrie du calme/金沢市）
・田尻典子(旅する料理/金沢市）
URL：https://notofue.jp/
s ■能登ウニ「希 -のぞみ -」
・名称：「希-のぞみ-」
・販売物：キタムラサキウニ
・海域：石川県羽咋郡志賀町高浜漁港周辺海域
・名前の由来：能登における未利用資源の可能性を見出したものであり、これからの能登の水産
業の発展の希望になって欲しいという想いを込めて「希-のぞみ-」と名付けた。
分別中のウニ
■販売
・販売体制：Ellange(株)によってプロデュース/販路構築を行い、合同会社望海にて販売
・販売量：未定(資源量の確保と他生態系への影響も鑑みて判断を行う）
・販売時期(目安)：2022年4月下旬～2022年6月上旬
・販路：まずは一般社団法人NOTOFUEの料理人を対象として販売を行う。理由としては、現時点で販売量が不透明であり品質のバラツキも考えられるためだ。品質についても料理人と共に磨き上げを行い、独自のブランドとしての価値を確立させていく考えだ。
商品イメージ
■今後の目標
未利用資源の活用も水産資源を守る(サステナブルの)一つの形。未利用資源であっても、資源の管理を適切に行わなければ枯渇を招くと考えている。能登ウニブランド「希-のぞみ-」として認知度を高めると共に、地域における未利用資源の発掘•発信•磨き上げを行う。
プロジェクトメンバー
■Ellange(株)
「漁業に、サステナブルを」。漁業の現場や地域に合ったサステナブルの提案を行い、共に実行する。
商号：Ellange(株)(エランゲカブシキガイシャ）
所在地：東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2階
代表者：関 幸太郎
設立：2021年6月
電話番号：090-4013-9801
メールアドレス： seki@ellange.jp
URL：製作中
■合同会社望海
主力商品である「ヨコタ礁の天然岩牡蠣」を始めとし、持続可能な地域資源の出荷と保全を目的とした能登の漁師集団。
商号：合同会社望海(ゴウドウガイシャノゾミ）
所在地：石川県羽咋郡志賀町高浜町ワの17番地2
代表者：北友紀菜
設立：2022年4月
電話番号：080-1969-0044
メールアドレス： nozomi-llc@outlook.jp
URL：https://yokotashou.amebaownd.com/
この件に関するお問い合わせ先はEllange(株) 関 幸太郎まで(電話090-4013-9801 メールアドレス seki@ellange.jp)。
(磯焼けとは…ウニが海藻を食べ尽くし、魚の隠れ家や産卵場所を失い、生態系が崩れるキッカケとなる現象）
秋口の実入りが良くない状態
■取り組みのキッカケ
当初磯焼け対策を目的に、捕獲して蓄養することで藻場回復と同時にウニの商業価値を高める蓄養についても検討を行った。その中でプロジェクトメンバー内において「本当に磯焼けは発生しているのか？」という疑問が浮かんできた。そしてこの疑問の解決に向けて取り組むべく、単純に見過ごされてきた食材である可能性と能登の豊かな自然の可能性を信じ、天然ウニの出荷を目指す方向となった。
昨秋より手探りの状態で取組を行い、実入りの改善の手段として間引きを行った。間引きを行ったウニは、しっかりと塩分を真水で除去を行った上で能登島の農家さんに持ち込み肥料として循環させている。
ウニ殻を肥料として活用
■サポート体制
石川県内の料理人を中心として構成される一般社団法人NOTOFUE(所在地石川県七尾市、関幸太郎代表)によって、昨秋からのウニの間引きにおける費用や販路における協力を得ている。一般社団法人NOTOFUEは「NOTOの100年後の食文化を創造する」ことをミッションとし、能登の豊かな里山•里海の環境、資源を後世に繋げるために、食に関わる料理人を中心として発足した団体である。NOTOFUEとしても、2022年3月に能登の里海勉強会を行い、ウニや藻場についての知見を深めていた。
「賛同メンバー紹介」
・池端準也(L'Atelier de NOTO/輪島市）
・梅達郎/八木恵介/北川悠介(respiración/金沢市）
・牧野浩和(MAKINONCÎ/金沢市）
・平田明珠(Villa della Pace/七尾市）
・川嶋亨(一本杉川嶋/七尾市）
・土井誠(Installation Table ENSO L'asymetrie du calme/金沢市）
・田尻典子(旅する料理/金沢市）
URL：https://notofue.jp/
s ■能登ウニ「希 -のぞみ -」
・名称：「希-のぞみ-」
・販売物：キタムラサキウニ
・海域：石川県羽咋郡志賀町高浜漁港周辺海域
・名前の由来：能登における未利用資源の可能性を見出したものであり、これからの能登の水産
業の発展の希望になって欲しいという想いを込めて「希-のぞみ-」と名付けた。
分別中のウニ
■販売
・販売体制：Ellange(株)によってプロデュース/販路構築を行い、合同会社望海にて販売
・販売量：未定(資源量の確保と他生態系への影響も鑑みて判断を行う）
・販売時期(目安)：2022年4月下旬～2022年6月上旬
・販路：まずは一般社団法人NOTOFUEの料理人を対象として販売を行う。理由としては、現時点で販売量が不透明であり品質のバラツキも考えられるためだ。品質についても料理人と共に磨き上げを行い、独自のブランドとしての価値を確立させていく考えだ。
商品イメージ
■今後の目標
未利用資源の活用も水産資源を守る(サステナブルの)一つの形。未利用資源であっても、資源の管理を適切に行わなければ枯渇を招くと考えている。能登ウニブランド「希-のぞみ-」として認知度を高めると共に、地域における未利用資源の発掘•発信•磨き上げを行う。
プロジェクトメンバー
■Ellange(株)
「漁業に、サステナブルを」。漁業の現場や地域に合ったサステナブルの提案を行い、共に実行する。
商号：Ellange(株)(エランゲカブシキガイシャ）
所在地：東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2階
代表者：関 幸太郎
設立：2021年6月
電話番号：090-4013-9801
メールアドレス： seki@ellange.jp
URL：製作中
■合同会社望海
主力商品である「ヨコタ礁の天然岩牡蠣」を始めとし、持続可能な地域資源の出荷と保全を目的とした能登の漁師集団。
商号：合同会社望海(ゴウドウガイシャノゾミ）
所在地：石川県羽咋郡志賀町高浜町ワの17番地2
代表者：北友紀菜
設立：2022年4月
電話番号：080-1969-0044
メールアドレス： nozomi-llc@outlook.jp
URL：https://yokotashou.amebaownd.com/
この件に関するお問い合わせ先はEllange(株) 関 幸太郎まで(電話090-4013-9801 メールアドレス seki@ellange.jp)。
