2016.10.07(金)

10月28日にサロン・デュ・ショコラ パリで

「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2016」

(小山進の最新作)を世界初公開に!

 パティシエ エス コヤマ(兵庫県三田市)オーナーシェフの小山進氏は、10月28日からパリで開催する世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」に出展し、最新作「SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2016」を発表する。

 最新作のテーマは「Human~Coexist with nature(自然と共に)~」。カカオフルーツからチョコレートをつくるのに必要な「発酵」や「熟成」は、古くから日本に根付いている食文化でもある。先人たちの知恵や技術によって生まれる“自然の恵み”に、現代のテクノロジーを掛け合わせて、「自然の力」を吹き込んだ4粒のチョコレートが完成した。
 最新作は11月中旬からパティシエ エス コヤマのショコラトリーRozillaで販売予定。価格・発売日など詳細は同時期に発表する。

しょうゆヌーヴォー


 

鳳凰単叢蜜桃香+マンゴー


 「サロン・デュ・ショコラ パリ」の出展は2011年以来6年連続。日本で生まれ、修行した小山が生み出す創作や日本のものづくりはパリでも注目されており、日本の文化を世界に向けて発信する機会でもある。
①会場で行われるイベントに出演
 サロン・デュ・ショコラ事務局からの依頼により、「まだ見ぬ日本の味覚」をテーマに「発酵」「熟成」素材を用いたチョコレート菓子のデモンストレーションや、最新作ボンボンショコラのセミナーなどを予定している。
②チョコレート専用ナイフの紹介
 「チョコレートをもっと見て、理解し、味わい、より一層美味しく召し上がって欲しい」との想いから、(株)龍泉刃物(福井県越前市)の協力により、ボンボンショコラの繊細なコーティングさえもスッと美しく切れるナイフ「チョコレート所作」を開発中。日本に先がけてパリで初公開し、日本のものづくりを発信する。
③スパークリング清酒とチョコレートのマリアージュを提案
 ほのかな甘みとほどよい酸味があり、爽やかな泡が特徴の「松竹梅白壁蔵『澪』スパークリング清酒」とチョコレートのマリアージュを紹介し、「発酵」「熟成」といった日本に根付いた食文化を発信する。
④ゆずとチョコレートのマリアージュを提案
 パリでも注目されている日本の食材「ゆず」。サロン・デュ・ショコラ事務局からの依頼により、徳島県の特産品である「徳島ゆず」とチョコレートとのマリアージュを紹介するセミナーを会期中毎日実施する。
 
〈『SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2016』について〉
 「自然の力」を吹き込んだ4粒のショコラ。カカオと同じ発酵・天日乾燥や、熟成を経て生まれた自然の恵みの味わいや香りを、様々な産地のカカオから生まれたシングルオリジンのショコラ・オレと合わせた。より立体的に味の奥行きや深みをリアルに感じられる。全てのデコールは風や水の流れといった自然の力を表現している。

小山 進氏