太公望「まってました!!」
春の訪れ 『渓流釣り』
16日から解禁になります
2月16日(月)以降、県内各地の河川で渓流釣りが順次解禁になる。渓流釣りはイワナ、ヤマメ、アマゴなど「ます類」を対象とした釣りで、毎年10月1日から自然繁殖保護のため禁漁となり、翌年2月16日以降順次解禁される。解禁日にはこの日を待ち望んだ太公望達が久しぶりに魚との駆け引きを楽しむ。
ヤマトイワナ
各漁協の解禁日(漁協名と主な漁場)は次の通り。
〈2月16日〉 南佐久南部(千曲川の源流)、佐久(抜井川、内山川、湯川)、上小(角間川、大門川、神川)、更埴(坂城町から長野市の千曲川)、千曲川(浅川、宇原川)、犀川(御曹子橋から上流の犀川水系)、犀川殖産(金熊川、土尻川、当信川)、波田(梓川、黒川)、 安曇(梓川)、北安中部(農具川)、諏訪東部(上川、宮川)、天竜川(横川、山室川、黒川)、下伊那(松川町から下流の天竜川水系)、奈良井川(奈良井川、鎖川、田川)、遠山(遠山川、上村川、八重河内川)
〈3月1日〉 木曽川(長野県内の木曽川水系)、姫川上流(姫川本流、松川、中谷川)、釜無川(立場川、武智川)
〈3月8日〉 裾花川水系(裾花川本流、楠川、天神川)
〈3月15日〉北信(鳥居川、夜間瀬川)
〈3月16日〉高水(出川、北野川、樽川)
〈4月1日〉 平谷村(平谷川)、根羽川(矢作川)
〈4月16日〉志賀高原(雑魚川)
〈5月3日〉 浪合(浪合川)
※主な漁場は概略を示したもの。詳細は各漁協へお問い合わせください。
〈地元からひとこと!〉
「昨年の御嶽山噴火に際し、皆様からいただきました御支援に厚く御礼申し上げます。木曽川漁業協同組合では、噴火直後から木曽川水系の河川巡視を重ねてまいりました。降雨の折には御嶽山水系のごく一部で降灰の影響による濁りが出ますが、全体としては例年どおりの漁場環境が整っております。当漁協では3月1日(日) の解禁日に備え、2月末にはアマゴやヤマトイワナを放流し、今まで以上に遊漁者の皆様に楽しんでいただける漁場づくりに取り組んでいきます。是非、木曽川水系へお出かけください」と木曽川漁業協同組合組合長の梅戸洋氏(電話0264-22-2580 FAX 0264-23-2830)は述べている。
〈県水産試験場の試験研究〉
県水産試験場では、魅力的な漁場づくりの一環として、魚の放流に頼らない漁場づくりの研究をしている。これまでの研究から数年おきに禁漁にすることで釣り人に喜ばれる天然魚が増えることがわかり、既に一部の漁場で取り組まれている。
この件のお問い合わせ先は県水産試験場(場長)田原偉成 (担当)重倉基希まで(電話:0263-62-2281 FAX0263-81-2020)。
suisan@pref.nagano.lg.jp