8月21日より受講者の募集をスタート
2014.08.21(木)
健康総合企業を標榜する(株)タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、谷田千里社長)は、タニタ食堂の出店やメニュー提供が可能な人材を育成する「タニタシェフ育成コース」の第2期講座を11月20日に開講する。
これにあたり8月21日より受講者を募集する。受講期間は2カ月で、カリキュラムは全20単位。受講料は58万円(基本料金、消費税抜き)。受講者は原則5年以上の調理経験があり、調理師または栄養士の資格を有することが前提条件となる。応募締め切りは10月2日。外食•給食事業やディベロッパーなどの法人を対象に最大20人の受け入れを予定している。
「タニタシェフ育成コース」はタニタ食堂の多店舗化を視野に、食堂独自の調理ノウハウを実習形式で学び、タニタ食堂で提供する31種類の定食メニューの調理法を習得するプログラム。講師は主にタニタの社員食堂の管理栄養士である荻野菜々子と、丸の内タニタ食堂のチーフである加藤めぐ美が担当。2014年5月に第1期講座を開講、10社12名が受講した。コース終了後、修了試験に合格した受講者には認定書を授与し、認定後には「タニタ食堂の出店」か「メニュー提供」のいずれかが可能になる2パターンの契約形態を用意している。
すでに第1期講座を修了した事業者によるタニタ食堂の展開も進んでいる。第1期受講者のアネムホールディングス(株)(福岡県福岡市中央区1-6-9、肥川正嗣社長)は8月6日、福岡市•薬院に「福岡薬院タニタ食堂」をオープンした。これは「丸の内タニタ食堂」(東京•丸の内)、「NTT東日本関東病院」(東京•五反田)に続く3店目のタニタ食堂となる。今後も「タニタシェフ育成コース」を修了した認定事業者によるタニタ食堂やタニタ食堂メニュー提供店が全国各地にオープンする予定だ。
「丸の内タニタ食堂」はオープンから2年半が経った今も連日行列ができる人気店となった「タニタ食堂で食べてみたい」という声は根強く、地方を中心に出店の要望が高まっている。このような背景から、第1期講座の受講者締め切り後も、タニタには第2期の開講を望む声が多数寄せられていた。
タニタでは引き続き開講する第2期講座により、タニタ食堂の多店舗展開により弾みがつくと見ている。「丸の内タニタ食堂」では「ダイエットができた」「健康管理を意識するようになった」という利用者も多く、本制度を通したタニタ食堂の取り組みは、国が掲げる成長戦略である「健康寿命の延伸」と「医療費の削減」に大きく寄与できると考えている。今後もタニタでは食堂事業を通して食習慣の改善による日本の健康づくりをサポートしていく方針だ。
この件に関するお問い合わせ先は(株)タニタ 広報課[担当者名]猪野、山本、名倉、横田、冨増、福岡まで
(電話03-3558-8116)。
tanitapr@tanita.co.jp