豪快に炎が上がる高知名物、わら焼き専門店
「わらやき屋 田町」10月23日リニューアルオープン わら焼きメニューラインナップが充実
(株)ダイヤモンドダイニング(本社港区、松村厚久社長)は、「ハタハタ屋敷 田町」を改装し、23日にかつを藁焼き・土佐はちきん地鶏「わらやき屋 田町」としてリニューアルオープンした。メニューも一新し、わらやき屋ならではのわら焼きメニューのラインナップが充実。カツオや地鶏等の従来メニューに加え、鯨や鰻のわら焼きも提供している。
同店は六本木の人気店「わらやき屋」の7店舗目として登場。ほんとの美味しさは藁で焼く!究極まで引き出された『かつを・はちきん地鶏』の美味しさ!それがわら焼き!舞う火柱!がウリだ。
店舗のエントランスには「わらやき屋」の目印、巨大な黒提灯。暖簾をくぐると店一番の特等席がある。天井に届きそうな藁の大きな火柱を目の前に望む「わら焼きカウンター」が迎えてくれる。
勿論、団体での宴会にピッタリの掘り座敷の個室をはじめ、少人数のグループけの落ち着きのある半個室席も多数に揃えている。具体的にはわら焼きカウンター15席、ボックス席4名様用4卓、テーブル半個室6名様用1室、4名様用4室、座敷個室16名様用がある。
住所は港区芝5-26、地下鉄三田駅近くにあり、建築会館1階。店舗面積は42坪、69席。営業時間は17時~23時半、日・祝は休み。客層は近隣勤務のビジネスマン・OL・高知出身者で客単価は4000円を見込んでいる。TEL03-5730-2820。
高知は周囲は山に囲まれ、南に太平洋、そして清流が縦横無尽に巡る豊かな自然に恵まれている。高知の料理といえば言わずと知れた一本釣りで有名な「かつを」をはじめ、地の食材を中心に素材そのものの旨みを引き立ててくれる。その調理法の代表的なのが豪快な「わら焼き」だ。その他にも様々な名産品を地元ならではの調理法で提供している。
高知では「わら焼き」が最高の調理法
一瞬にムラなく焼き、いぶして燻製の芳香
かつをのたたきの一ひと口はまず塩で
ここでこだわり料理等を紹介しよう。土佐名物「わら焼き」のかつをの塩たたきは1280円。郷土料理「かつをのたたき」は、高知県では「わら焼き」が最高の調理法。新鮮なカツオの表面だけを巨大な藁の炎で一瞬にしてムラなく焼き上げるとともに、いぶすことによって燻製のような芳香がまとった鰹のたたきが出来上がる。一般的に醤油と生姜で食べるが、塩たたきはには醤油を一切使わず、まずひと口目は塩だけで、ふた口目はわさびやニンニクなどの薬味と一緒にわら焼きの風味を堪能する。
続いて土佐はちきん地鶏もも肉のにんにく醤油わら焼きは1380円。これははちきん地鶏のもも肉をにんにく醤油に軽く漬け込み焼き上げている。柚子酢、醤油の実を添えているので、好みの付け方で召し上がって頂くといいだろう。もう一品は塩麹に1日漬け込んだ「むね肉」は1380円。塩麹のミルキーな香りと柔らかな肉質が楽しめる。
この他のメニューは、鰻わら焼き2500円、鯨わら焼き1800円。馬ヒレ肉1800円、黒毛和牛3800円、牛タン1200円、明太子680円、ほたて680円、するめいか580円、アスパラガス680円他。
海の逸品では、のれそれ、どろめ480円(のれそれは高知の方言で穴どろめは生の鰯の稚魚)、かつをみそこぶり(こぶりは方言でたたく)、うつぼの唐揚げ680円がある。また、高知県西南端の宿毛湾は豊後水道に面し、日本有数のきびなごの産地として知られている。その「きびなごの唐揚げ」は480円。宿毛湾で獲れる新鮮な鯵を中心に鰯や鯖などを一緒にすり身にして油で揚げた「地魚のじぁこ天」520円も揃えている。
土佐市場とは高知県で江戸時代から300年以上続く「街路市」のこと。高知の名産品や特産品から新鮮な野菜や果物、日用品や骨董品までありとあらゆる品物が並び、地元住民のみならず県外からも人が訪れ、庶民の生活市として今も多くの人を魅了し続けている。
その大正市場のかつを揚げ680円、日曜市名物 芋天580円、ひろめ市場発祥 芋けんぴ380円(両メニューの芋はさつまいも)。先程の鰻の他に四万十川の川魚では、鮎の一夜干し820円、川海老の唐揚げ780円、青さのりの天ぷら680円がある。土佐飯では、土佐ジローの卵かけご飯450円、かつを丼680円。その他にサラダ、デザート等入れて約60種類を揃えている。
ドリンクは土佐の地酒15種類。全国でも一番の「淡麗」で「辛口」で徳利780円~、グラス480円~。わらやき純米生酒は徳利980円~、グラス650円~。四万十川の美味しい湧水を使用した天然、無添加の栗焼酎のだばだだいやもんど600円もある。土佐の果実酒・果実ドリンクは10種類を480円から揃えている。