2023.12.01(金) |
天然能登寒ぶり最高級ブランドの「煌(きらめき)」が今年も認定
価格は最高額200万円となり華々しくブランド2年目を飾る。鰤-1
(ブリワン)グランプリを開催(石川漁業協同組合)
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石川県漁業協同組合は、12月1日(金)に2022年に新設した天然能登寒ぶりの新ブランド「煌」のデビューに合わせて、グランプ(最高金額)を決める「鰤-1グランプリ」を石川県漁協かなざわ総合市場にて開催した。
石川県内の港から集められた選りすぐりの天然能登寒ぶりの中から石川県漁協かなざわ総合市場にて目利き人による厳しい認定をクリアした1本のみが「煌(きらめき)」に認定。またセリでの価格は200万円と昨年の初セリ額400万円に引き続き寒ぶりとしては高値の落札額となった。
「鰤-1(ブリワン)グランプリ」当日の様子
かなざわ総合市場で開催された「鰤-1グランプリ」の冒頭の説明会において、いしかわ四季のさかなPR推進協議会橋本会長より、「煌(きらめき)」のブランド立ち上げの背景などを改めて説明。「昨年、煌(きらめき)という最高級ブランドを立ち上げて、天然能登寒ぶりのブランド価値の向上を図ってきた。全国からこの石川県に天然能登寒ぶりをはじめ、石川のおいしい魚を食べに来ていただけるようPR活動を行っている」とコメントした。
解禁初日は「煌(きらめき)」が1本登場!! 最高額は200万円で落札
鰤-1グランプリの事前エントリー18本のうち「煌(きらめき)」候補を含む当日の参加数は11本で、それらは1本ずつ測定や記録が次々に行われた。その後、厳しい審査を経て認定された「煌(きらめき)」は1本のみとなり、認定の証として石川県産材(能登ヒバ)の認定プレートが置かれた。
その後のセリは多くの仲買人が参加して行われ、結果「煌(きらめき)」の落札額は200万円となった。昨年の初セリ最高額400万円に引き続き、天然能登寒ぶりとしては勿論のこと、寒ぶりとしても高額となった。この天然能登寒ぶり「煌(きらめき)」を最高額で手にしたのは、昨年に引き続き七尾市でスーパーを経営されている(株)どんたくとなった。
落札された「煌(きらめき)」について
鰤-1グランプリ参加数:11本
初セリにおける認定数:1本
グランプリに輝いた煌(きらめき)
重量:15.5㎏
長さ:95㎝
漁獲した網元:(有)日の出大敷
落札価格:200万円
購入者:(株)どんたく
「煌(きらめき)」購入者のコメント
「今シーズン第1号となる特別な「煌」なので競り落とせてよかった。観光客の他、地元の方にも食べていただいて、天然能登寒ぶりのおいしさを味わって欲しい。地元の方に食べてもらうことで食文化として残っていくと思う。今日競り落とした煌は明日経営している食品スーパーの「どんたく野々市中央公園店」と「七尾アスティ店」の2店舗でお刺身やお寿司として販売するのでぜひ食べていただきたい」とコメントした。
「煌(きらめき)」の認定基準
証明書プレート
「天然能登寒ぶり」のうち以下の条件を全て満たすものだけを市場の目利き人により「煌」に認定する。
・石川県内の定置網で獲られる天然能登寒ぶり
・重量14kg以上
・12月から翌年1月までの間に限定
・傷がなく胴回りが十分あること
・鮮度の徹底(氷締めや活締めを施す等)
・資源管理への積極的な取り組み(地区ごとに年間2~3ヶ月の網揚げ休漁を行うほか、小型魚が入
らないよう網の目を大きくするなど、将来寒ブリとなる資源を守る自主的な資源管理を実施し
ているもの)
【天然能登寒ぶりとは】
「天然能登寒ぶり」は、地元水産物の知名度向上を目的とした取組の先駆けとして、他県産寒ぶりとの差別化を図るため、平成18年に県下統一の呼び名として県漁協で決定したもの。冬の時期、中でも11月から翌年2月にかけて定置網で漁獲される7kgを超えるものを天然能登寒ぶりと呼びブランド化が進められている。2023年には共通パーチと網組名がかかれた札(通称「白縁」)を付けてより厳格にしている(2022年にはさらに10kgを超えるものを通称「金縁」として金に縁どられたラベルを付けている)。
7kg以上の通称「白縁」ラベル の網組名札と共通パーチ
10kg以上の通称「金縁」ラベルとパーチ
石川県内の港から集められた選りすぐりの天然能登寒ぶりの中から石川県漁協かなざわ総合市場にて目利き人による厳しい認定をクリアした1本のみが「煌(きらめき)」に認定。またセリでの価格は200万円と昨年の初セリ額400万円に引き続き寒ぶりとしては高値の落札額となった。
「鰤-1(ブリワン)グランプリ」当日の様子
かなざわ総合市場で開催された「鰤-1グランプリ」の冒頭の説明会において、いしかわ四季のさかなPR推進協議会橋本会長より、「煌(きらめき)」のブランド立ち上げの背景などを改めて説明。「昨年、煌(きらめき)という最高級ブランドを立ち上げて、天然能登寒ぶりのブランド価値の向上を図ってきた。全国からこの石川県に天然能登寒ぶりをはじめ、石川のおいしい魚を食べに来ていただけるようPR活動を行っている」とコメントした。
解禁初日は「煌(きらめき)」が1本登場!! 最高額は200万円で落札
鰤-1グランプリの事前エントリー18本のうち「煌(きらめき)」候補を含む当日の参加数は11本で、それらは1本ずつ測定や記録が次々に行われた。その後、厳しい審査を経て認定された「煌(きらめき)」は1本のみとなり、認定の証として石川県産材(能登ヒバ)の認定プレートが置かれた。
その後のセリは多くの仲買人が参加して行われ、結果「煌(きらめき)」の落札額は200万円となった。昨年の初セリ最高額400万円に引き続き、天然能登寒ぶりとしては勿論のこと、寒ぶりとしても高額となった。この天然能登寒ぶり「煌(きらめき)」を最高額で手にしたのは、昨年に引き続き七尾市でスーパーを経営されている(株)どんたくとなった。
落札された「煌(きらめき)」について
鰤-1グランプリ参加数:11本
初セリにおける認定数:1本
グランプリに輝いた煌(きらめき)
重量:15.5㎏
長さ:95㎝
漁獲した網元:(有)日の出大敷
落札価格:200万円
購入者:(株)どんたく
「煌(きらめき)」購入者のコメント
「今シーズン第1号となる特別な「煌」なので競り落とせてよかった。観光客の他、地元の方にも食べていただいて、天然能登寒ぶりのおいしさを味わって欲しい。地元の方に食べてもらうことで食文化として残っていくと思う。今日競り落とした煌は明日経営している食品スーパーの「どんたく野々市中央公園店」と「七尾アスティ店」の2店舗でお刺身やお寿司として販売するのでぜひ食べていただきたい」とコメントした。
「煌(きらめき)」の認定基準
証明書プレート
「天然能登寒ぶり」のうち以下の条件を全て満たすものだけを市場の目利き人により「煌」に認定する。
・石川県内の定置網で獲られる天然能登寒ぶり
・重量14kg以上
・12月から翌年1月までの間に限定
・傷がなく胴回りが十分あること
・鮮度の徹底(氷締めや活締めを施す等)
・資源管理への積極的な取り組み(地区ごとに年間2~3ヶ月の網揚げ休漁を行うほか、小型魚が入
らないよう網の目を大きくするなど、将来寒ブリとなる資源を守る自主的な資源管理を実施し
ているもの)
【天然能登寒ぶりとは】
「天然能登寒ぶり」は、地元水産物の知名度向上を目的とした取組の先駆けとして、他県産寒ぶりとの差別化を図るため、平成18年に県下統一の呼び名として県漁協で決定したもの。冬の時期、中でも11月から翌年2月にかけて定置網で漁獲される7kgを超えるものを天然能登寒ぶりと呼びブランド化が進められている。2023年には共通パーチと網組名がかかれた札(通称「白縁」)を付けてより厳格にしている(2022年にはさらに10kgを超えるものを通称「金縁」として金に縁どられたラベルを付けている)。
7kg以上の通称「白縁」ラベル の網組名札と共通パーチ
10kg以上の通称「金縁」ラベルとパーチ