2023.02.10(金)

同志社女子大学と「女子大学生が食べたい」を
テーマに共同企画『グリル野菜入りハンバーグ 
アラビアータ風トマトのソース』を発売(丸大食品)

   「食を通じて社会に貢献する企業」を目指す総合食品メーカーの丸大食品(株)(本社:大阪府高槻市、佐藤勇二社長)は、同志社女子大学生活科学部食物栄養科学科(京都府京都市、小﨑 眞学長)との共同企画商品を2023年3月上旬から全国のスーパーマーケット等で販売する。

   同志社女子大学食物栄養科学科食物科学専攻では、2021年4月に「食品開発プロジェクト」を開設し、学修した知識の社会での実践の場として活動している。同社は学生の皆さんに商品の企画から生産、発売までの開発過程の面白さを感じていただき、商品化の達成感を味わってほしいという思いから、昨年度に引き続き同プロジェクトに参加した。今年度は『女子大生が食べたくなるハンバーグ』をテーマとして提示し、同プロジェクトの参加学生と共に味付けやパッケージデザイン、販売促進方法などを検討し、商品化に至った。

【6月1日 調理実習】
   商品企画の前に、参加学生に対して調理工程や材料の説明を行った。

【12月14日 社内発表会】
参加学生から当社社員に向けて、完成した商品のプレゼンテーションを行った。

■鉄板焼 グリル野菜入りハンバーグ アラビアータ風トマトのソース
内容量:140g
保存方法:冷蔵(10℃以下)
希望小売価格:430円(税込)
発売日:3月上旬
1「温めるだけですぐに食べられる」簡便性の高いチルド調理済食品市場は「おひとりさま」などの単身世帯や、働く女性の増加も影響し、拡大を続けている。
2同志社女子大学の学生がハンバーグのソースについて市場調査を行ったところ、チルドハンバーグのカテゴリにおいて、トマト系のソースを用いた商品は少ないという結果が得られた。
3トマトにはグルタミン酸やアスパラギン酸など旨み成分が多く含まれていることから、トマト系のソースは深い味わいと旨みのある風味に仕上がる。そこで、ソースについてはトマト系のソースを検討することにした。
4 ハンバーグのほうは見た目のおいしさにもこだわるため、割ったときにお肉の中からグリルした5種類の彩り野菜(※)が現れるように仕上げた(※ズッキーニ、黄・赤ピーマン、たまねぎ、にんじん)。グリル野菜とお肉の風味が合わさることで、あっさりしながら満足感のある食べごたえになっている。
5トマトのソースは、後味に唐辛子のピリッとした辛さが感じられるアラビアータ風の味付けにした。ハンバーグのおいしさを引き立てている。
6 パッケージにはそのまま電子レンジで温めることができるスタンドタイプのパウチを採用し、調理のしやすさにもこだわった。デザインは高級感のある黒を背景とすることで、シズル写真のハンバーグとソースの彩りが強調され、食欲をそそる見栄えになった。パッケージ上部には「同志社女子大学」のロゴマークを入れ、共同企画商品であることをアピールしている。