2022.09.26(月) |
10/1は「コーヒーの日」鳥取で日本最北の大規模珈琲栽培に
成功、珈琲の葉から作る“トリゴネコーヒー茶”が安定生産で販促
拡大へ(澤井珈琲)
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コーヒー豆の製造・販売・通販を手掛ける(株)澤井珈琲(所在地:鳥取県境港市)は、10月1日の「コーヒーの日」に合わせ、今年7月に製造方法で特許を取得したコーヒーの葉から作るお茶「トリゴネコーヒー茶」を販促拡大していく。これまでは茶筒を年間7,500本生産していたが今後は年間10,000本まで増産する。
■“不可能”と言われた寒冷地鳥取県での珈琲栽培6年かけて成功
コーヒーは温暖な地域でしか栽培できないと考えられており国内では沖縄•小笠原地域(北緯26~27度)がコーヒー栽培の限界とされている。澤井珈琲の珈琲農園がある鳥取県境港市は北緯35度で年間平均気温が14.9度。冬場は積雪で氷点下に もなる寒冷地帯だ。
そんな中澤井珈琲は2017年3月に珈琲栽培を開始。厳しい環境での挑戦は周囲から「不可能だ」と言われた。澤井珈琲はまず寒さ対策のために栽培用ビニールハウスを4棟建て、その中で苗木の生育を開始。2万3000本の冬の厳しい寒さ対策としてビニールシートを二重にして加湿器をつけるなどしたが、寒さ以上に困難を極めたのは真夏の暑さだった。 ビニールハウスの高温の中での作業や管理は厳しく、最初の一年が最も苦労した。手探りでの栽培に3千本近くが枯れてしまったものの、試行錯誤の末現在は2万本 の生育に成功しており、コーヒーの実も収穫できるようになった。
■コーヒーに含まれる成分“トリゴネリン”に注目 コーヒーの葉でできたお茶を開発
コーヒーには脳活性効果があるトリゴネリンという成分が含まれる。調べてみると豆だけではなくコーヒーの葉や茎にもこの成分が豊富に含まれていることがわかり、コーヒー茶葉の開発に着手した。茶葉とはいえコーヒーなのでカフェインを多く含む。カフェインの過剰摂取は身体に悪影響となるため、カフェイン含有量を低減しつつもトリゴネリンを多く含む製造方法を開発し2022年8月には特許を取得した。 品質の安全性を徹底するために海外からの輸入はせず、自社での無農薬栽培を徹底している。これによりコーヒーが苦手な方々にも楽しんでいただける「トリゴネコーヒー茶」を届けられるようになった。
■ 10/1「コーヒーの日」に合わせて増産体制へ
葉っぱを摘むと成長速度が遅くなる特徴があるコーヒーの木。澤井珈琲は木の成長速度を早める目的で、2017年の栽培開始以来葉の収穫量を抑えてきた。こうした経緯でこれまでコーヒー茶葉で作ったオリジナル商品「トリゴネコーヒー茶」の出荷量は年間茶筒7,500本としてきたが、 6年の歳月をかけて安定してコーヒーの木々を生育できるようになったことにより、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて年間茶筒出荷量を1万本まで拡大する。
■トリゴネコーヒー茶 商品情報 ■商品名:
■商品名:トリゴネコーヒー茶
■内容量:トリゴネコーヒー茶15g(1g×15袋)
■原材料:コーヒーの葉
■賞味期限:製造日より一年間
■保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存
■価格:¥1,560(税込)
■購入方法:①澤井珈琲各店(境港市SAWAI COFFEE&TEAファクトリー店舗は取材が可能)
②オンラインショップ(詳細はHPに記載)
https://www.sawaicoffee.co.jp/onlineshop/index.html
■今後の展望「魚の町で知られる境港を珈琲でも有名にしたい」(株)澤井珈琲 澤井幹雄代表
「不可能」と言われた境港でのコーヒー栽培に、6年の歳月をかけて成功することができました。来年には第4工場の建設も予定しており、コーヒーのビニールハウスと製造工場を併設したコーヒーパーク構想もあります。また、コーヒーと並行して紅茶の研究もおこなっており、珈琲と紅茶の良いところを重ね合わせた新しい紅茶『珈紅茶(こうこうちゃ)』を開発中です。今後も「一杯のコーヒーで人を幸せにする」という理念のもとで、より良い商品をお客様に提供していきたいと考えています。
<(株)澤井珈琲について>
1982年創業で今年で創業40周年を迎える。鳥取県境港市に工場と本店を構え、現在では山陰や東京、そして台湾で合計10店舗以上を展開。楽天市場では11年連続ショップオブザイヤーを獲得。2016年には楽天市場をはじめ、インターネットショップの各賞を総ナメにして史上初の12冠達成。鳥取の小さな珈琲屋から直近(2022年3月期決算)で年商48億を突破した実績をもつ。豪雪寒冷地帯である境港市でコーヒーの木2万本を栽培するなど常に新しい挑戦を続けている。
ちなみに (株)澤井珈琲(URL: http://www.sawaicoffee.co.jp/index.html )は商業(卸売業、小売業)で、本社を鳥取県境港市竹内団地278-6に置く。電話番号は0570-05-0381 、代表者名は澤井幹雄氏。
■“不可能”と言われた寒冷地鳥取県での珈琲栽培6年かけて成功
コーヒーは温暖な地域でしか栽培できないと考えられており国内では沖縄•小笠原地域(北緯26~27度)がコーヒー栽培の限界とされている。澤井珈琲の珈琲農園がある鳥取県境港市は北緯35度で年間平均気温が14.9度。冬場は積雪で氷点下に もなる寒冷地帯だ。
そんな中澤井珈琲は2017年3月に珈琲栽培を開始。厳しい環境での挑戦は周囲から「不可能だ」と言われた。澤井珈琲はまず寒さ対策のために栽培用ビニールハウスを4棟建て、その中で苗木の生育を開始。2万3000本の冬の厳しい寒さ対策としてビニールシートを二重にして加湿器をつけるなどしたが、寒さ以上に困難を極めたのは真夏の暑さだった。 ビニールハウスの高温の中での作業や管理は厳しく、最初の一年が最も苦労した。手探りでの栽培に3千本近くが枯れてしまったものの、試行錯誤の末現在は2万本 の生育に成功しており、コーヒーの実も収穫できるようになった。
■コーヒーに含まれる成分“トリゴネリン”に注目 コーヒーの葉でできたお茶を開発
コーヒーには脳活性効果があるトリゴネリンという成分が含まれる。調べてみると豆だけではなくコーヒーの葉や茎にもこの成分が豊富に含まれていることがわかり、コーヒー茶葉の開発に着手した。茶葉とはいえコーヒーなのでカフェインを多く含む。カフェインの過剰摂取は身体に悪影響となるため、カフェイン含有量を低減しつつもトリゴネリンを多く含む製造方法を開発し2022年8月には特許を取得した。 品質の安全性を徹底するために海外からの輸入はせず、自社での無農薬栽培を徹底している。これによりコーヒーが苦手な方々にも楽しんでいただける「トリゴネコーヒー茶」を届けられるようになった。
■ 10/1「コーヒーの日」に合わせて増産体制へ
葉っぱを摘むと成長速度が遅くなる特徴があるコーヒーの木。澤井珈琲は木の成長速度を早める目的で、2017年の栽培開始以来葉の収穫量を抑えてきた。こうした経緯でこれまでコーヒー茶葉で作ったオリジナル商品「トリゴネコーヒー茶」の出荷量は年間茶筒7,500本としてきたが、 6年の歳月をかけて安定してコーヒーの木々を生育できるようになったことにより、10月1日の「コーヒーの日」に合わせて年間茶筒出荷量を1万本まで拡大する。
■トリゴネコーヒー茶 商品情報 ■商品名:
■商品名:トリゴネコーヒー茶
■内容量:トリゴネコーヒー茶15g(1g×15袋)
■原材料:コーヒーの葉
■賞味期限:製造日より一年間
■保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存
■価格:¥1,560(税込)
■購入方法:①澤井珈琲各店(境港市SAWAI COFFEE&TEAファクトリー店舗は取材が可能)
②オンラインショップ(詳細はHPに記載)
https://www.sawaicoffee.co.jp/onlineshop/index.html
■今後の展望「魚の町で知られる境港を珈琲でも有名にしたい」(株)澤井珈琲 澤井幹雄代表
「不可能」と言われた境港でのコーヒー栽培に、6年の歳月をかけて成功することができました。来年には第4工場の建設も予定しており、コーヒーのビニールハウスと製造工場を併設したコーヒーパーク構想もあります。また、コーヒーと並行して紅茶の研究もおこなっており、珈琲と紅茶の良いところを重ね合わせた新しい紅茶『珈紅茶(こうこうちゃ)』を開発中です。今後も「一杯のコーヒーで人を幸せにする」という理念のもとで、より良い商品をお客様に提供していきたいと考えています。
<(株)澤井珈琲について>
1982年創業で今年で創業40周年を迎える。鳥取県境港市に工場と本店を構え、現在では山陰や東京、そして台湾で合計10店舗以上を展開。楽天市場では11年連続ショップオブザイヤーを獲得。2016年には楽天市場をはじめ、インターネットショップの各賞を総ナメにして史上初の12冠達成。鳥取の小さな珈琲屋から直近(2022年3月期決算)で年商48億を突破した実績をもつ。豪雪寒冷地帯である境港市でコーヒーの木2万本を栽培するなど常に新しい挑戦を続けている。
ちなみに (株)澤井珈琲(URL: http://www.sawaicoffee.co.jp/index.html )は商業(卸売業、小売業)で、本社を鳥取県境港市竹内団地278-6に置く。電話番号は0570-05-0381 、代表者名は澤井幹雄氏。