2022.05.11(水

創業90余年のマルモ青木味噌、若手社員のアイディアにより
インスタグラムでみそレシピ呼びかけ「みんなのマルモみそ
レシピ集」作成

30以上の手作りレシピでコロナ禍の自炊ニーズにお応え
   みそ•糀の製造並びに販売 を手掛ける、創業90余年の(株)マルモ青木味噌?油醸造場(長野県長野市、青木幸彦代表取締役)は、インスタグラムにてフォロワー約5,500名から募集した『みんなのマルモみそレシピ』を、2022年春にHPにて公開(みんなのマルモみそレシピ https://www.aokimiso.co.jp/resipe.html)した。
レシピ開発の背景
   新型コロナウイルス禍によるおうち時間が増えた影響で、自宅で食事を食べる回数や料理を作る回数が増え食生活に変化が見られた。*1また、日本金融政策公庫が行った食の志向に関する調査(2021)*2では、低下傾向にあった「健康志向」が上昇に転じていることがわかった。

   おうち時間が重視され始めたこともあり、マルモ青木味噌では2020年の売上げが増加した。主な要因として、スーパーマーケットの売上増加、 健康について見直される中で、あわせて発酵食品への注目が集まったことが挙げられる。
   またインスタグラムでは、フォロワーがコロナ禍前の2019年冬から2020年冬にかけて約2000人増加し、健康•料理•レシピについて関心が増えたことを実感した。その中で「もっと手軽で、健康的なみそレシピが知りたい」という消費者からのニーズに応えるべく、レシピ開発に取り組んだが、レシピ開発を行う人手が不足していたため、昨年3月から5月までの期間、インスタグラムの約5500人のフォロワーに向けて、みそを使用したレシピを募集するキャンペーンを実施した。
*1出典:厚生労働省『令和2年度「食育に関する意識調査」の結果を公表します~新型コロナウイルス感染症の拡大で、特に若い世代の食生活に変化~』(2021) https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/hyoji/210331.html
*2出典:日本金融政策公庫『消費者動向調査』(2021) https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/topics_210318a.pdf
<製品•サービスの概要>
<マルモの生みそとは>

   マルモ青木味噌のみそは、加熱処理をせず樽からそのまま容器に詰めた「生みそ」。みその中に住んでいる酵母菌や乳酸菌、そして酵素がそのままいきているため、みそ本来の豊かな風味と様々な優れた性質を感じていただける。
   そのためみそ汁は出汁を入れなくても、充分美味しく召し上がることができる。またみそ汁以外でお薦めなのはみそ漬けだ。肉や魚、野菜やチーズなど様々な食材を生みそで漬けるだけ。酵素がいきている生みそだからこそ、漬けた食材は柔らかくなり、旨みが増して美味しくなる。
 
<みんなのマルモみそレシピ>
   2021年3月から5月までの期間、インスタグラムにてレシピ募集キャンペーンを開催。応募レシピや公式アンバサダーによる投稿から33の生みそレシピを集めた。おかずからお菓子まで幅広いアイデア料理のレシピ集が完成した。現在、同社公式ホームページやインスタグラムにて公開中だ。
<3つの特長>

1みそ汁以外の豊富なアイデアみそレシピ 
   通常、みそ=みそ汁をイメージするが、みそ汁以外にもマルモの生みそであれば幅広いお料理にご利用いただける。おかずにぴったりの炒め物やパスタやラーメンまで、豊富なレシピを取り揃えている。
2誰もが作りやすいレシピ
   マルモの生みそを使っているユーザー目線のレシピだからこそ、ご家庭にある材料を簡単な調理法で、気軽に挑戦しやすいレシピが充実している。
3.甘酒や米こうじをつかった発酵レシピも
   甘酒や米こうじから作った塩•醤油こうじを使用したレシピも掲載。みそだけでなく幅広い発酵食品を身近に感じていただける。
 
今後の展望
   新型コロナウイルス禍で、免疫力が高まる発酵食品に第3次ブームが訪れていると言われている。マルモ青木味噌のみそは、加熱処理をせずにそのまま容器に詰めた「生みそ」なので、様々な菌や酵素がそのままいきている本物の発酵食品だ。「生みそ」でこれからも、みなさまの健康なからだ作りにお役に立てるよう、商品•レシピ開発•PR活動を行っていくとしている。