2021.09.03(金)

コーヒー焙煎の世界大会(WCRC)公式マシン「Giesen Coffee

Roasters」が新しい日本展開を開始、ギーセンジャパンを設立

国内の焙煎人口を増やす(ネイビーブルー)

   ネイビーブルー(株)(東京都品川区小山4-6-15、長岡英史代表)は、Giesen Coffee Roasters B.V.(Industrieweg 13-15 7071 CK Ulft ,Netherland)と業務提携また日本国内の専属販売契約を結んだ。8月1日より「ギーセンジャパン ©︎」を設立し、国内販売価格の見直し、サポート体制の強化、焙煎に関わるオープンプラットフォーム計画を進めている。
・Giesen Coffee Roasters(ギーセンコーヒーロースターズ)について

   オランダに本社を構えるコーヒー焙煎機のメーカーだ。2006年から自社ブランドをスタートさせ、コーヒー焙煎の世界大会(World Coffee Roasting Championship)の認定マシンとなっている(World Coffee Roasting Championship 2022はポーランド ワルシャワで開催予定)。
   鋳鉄を使用した剛健なボディとユニークなデザイン、そして焙煎における変数をデジタルで数値化し再現性を高めたことが世界的に評価されている。また、「Dutch Craftsmanship」をカンパニーミッションに掲げており、1台1台を職人が手作りで仕上げているように、とても情熱に溢れたチームだ。
 
・日本における焙煎の課題

   ここ数年において多くのコーヒーショップやカフェが各地で生まれてきている。しかし自家焙煎を行っているお店は諸外国に比べまだまだ少ないのが印象であり、これに関してはいくつかの要因が関係している。
・焙煎機の導入ハードルが高い
   業務用焙煎機の価格は1台50万~1,000万円以上と、サイズやメーカーにより幅がある。また設
 置にあたり周辺環境への配慮や焙煎が行える物件の選定など時間と費用を要す。
・焙煎に関する情報が少ない
   焙煎は店舗ごとのレシピでもある為非公開であることが多く、また業務の性質上、焙煎に関わ
 る人数が少ないことが現状だ。その為焙煎に関わるオープンリソースが少なく、これから焙煎を
 始めようとしている人のハードルとなっている。
 
<ギーセンジャパンの取り組みについて

ギーセンジャパンロゴ
   ネイビーブルー(株)では、これまで自社で運営してきた自家焙煎コーヒーショップや中古焙煎機販売の経験を活かし、ギーセンジャパンとして下記の取り組みを予定している。
・国内販売価格の見直し
   輸入や配送に関わる業務を出来るだけ内製化し、中間マージンを減らすことで適正な販売価格
   を目指す。焙煎機購入時の負荷を下げる為、ローンやリースの仕組みも準備している。
・サポート体制の強化
   焙煎機本体のメンテナンスは日本各地のパートナーと実施をしていく。また、焙煎に関わる部
 分だけでなく、生豆の仕入や店舗運営のノウハウなどを専門とした企業とパートナーシップを
 結ぶことで、焙煎機購入後も継続的なサービスの提供を目指す。
・焙煎オープンプラットフォーム化計画
   SNSやコミュニティサービスを利用し、焙煎の知識やノウハウをユーザー同士がシェア出来る
 場を提供する。また、ギーセンジャパン独自の競技会を開催し、国内の焙煎レベルの向上、若
 手焙煎人材の育成に注力する。
<ギーセンジャパン ショールームについて

[写真転載元:https://koca.jp/]
   ギーセンジャパンでは、実際の焙煎機を触れるショールームを準備している。京浜急行「梅屋敷」駅から徒歩1分、クリエイターのインキュベーションハブとなっているコーカ(東京都大田区大森西6丁目17-17)内にスペースの準備をしている。2021年内にオープン予定。詳細はギーセンジャパンのSNSや公式サイトにてお知らせする。
 
   この件のお問い合わせ ギーセンジャパン アカウント(担当)畑中槙人まで( info@giesen.co.jp)。
■公式ウェブサイト
https://giesen.co.jp/
■公式インスタグラム
https://www.instagram.com/giesen_japan/
 
   ちなみにネイビーブルー(株)(URL: https://nogcoffeeroasters.com/)は商業(卸売業、小売業)で、本社を東京都品川区小山4-6-15に置く。代表者名は長岡英史氏、資本金は400万円、設立は
2020年01月である。