2020.09.23(水曜日)

モルトウイスキーの聖地、スコットランド・スペイサイド地方の

“稀少性と個性”を愉しむ秘蔵コレクション『シークレット スペイサイド』

コレクションが日本上陸!長期熟成シングルモルトウイスキーを9/28日発売

   ペルノ・リカール・ジャパン(株)(本社東京都文京区、ノジェム•フアド代表取締役社長)では、ペルノ・リカール・グループが保有するスコットランド・スペイサイド地方のウイスキー蒸留所の中から、18年以上の熟成年数を誇るシングルモルトウイスキーを精選した『シークレット スペイサイド』コレクションを日本国内市場で展開する。第一弾は「キャパドニック」の6アイテム、「ロングモーン」の3アイテムが登場し、9月28日(月)から発売する(※一部アイテムは10月下旬以降の発売)。

   スコットランドの北部に位置し豊かな自然に恵まれたスペイサイド地方は、スコットランドのモルトウイスキー蒸留所の半数以上が位置する、数々の良質なウイスキーが生み出される“モルトウイスキーの聖地”だ。
  『シークレット スペイサイド』コレクションは、数ある蒸留所の中でも個性の際立つ、キャパドニック蒸留所、ロングモーン蒸留所、グレンキース蒸留所、ブレイズ・オブ・グレンリベット蒸留所の4つの蒸留所で構成される。各蒸留所からの稀少な長期熟成シングルモルトウイスキーを日本のウイスキー愛飲家の皆様へお届けする(※グレンキース蒸留所とブレイズ・オブ・グレンリベット蒸留所のアイテムは国内発売時期は未定)。
   第一弾で登場する「キャパドニック」は現存しない幻の蒸留所。1898年に開業しクラフトマンシップにこだわった少量生産で、ノンピーティッド・ウイスキーとピーティッド・ウイスキー、2種のラインナップを造り続けたが、2011年に蒸留所の建物は取り壊され、良質なシングルモルトウイスキーだけが残された。『シークレット スペイサイド』コレクションでは、21年・25年・30年のノンピーティッド・ウイスキーと、18年・21年・25年のピーティッド•ウイスキーの全6アイテムを展開する。
   同じく第一弾でラインナップされる「ロングモーン」は、時代を切り拓いた蒸留所。1894年の創業以来、品質の高い卓越したウイスキーを真摯に造り続け、世界中の蒸留家やブレンダーなどから世界屈指の品質と評され、敬愛され続けている。本コレクションでは18年・ 23年・ 25年の3アイテムを展開する。「是非この機会に、スペイサイド地方が世界に誇る、シングルモルトウイスキーの秘蔵コレクションの味わいをお愉しみください」という。
 
『シークレット スペイサイド』 キュレーター、アラン・ウィンチェスター(シーバス・ブラザーズ社※)のコメント

ようこそ、『シークレット スペイサイド』の世界へ
   美しい自然に囲まれ、何世紀にも及ぶウイスキーの豊かな歴史と伝統に彩られた聖地「スペイサイド」。この特別な場所はスコットランドの真の宝であり、世界中のウイスキー愛飲家の憧れの地となっています。
   この度『シークレット スペイサイド』 コレクションをお届けできることは、我々シーバス・ブラザーズ社にとって情熱の結晶とも言えるものです。厳選した極めて稀少なシングルモルトウイスキーは、今まであまり知られていなかったスペイサイドの蒸留所で生まれたものばかりで、味わいと共に、個性的なストーリーをお愉しみいただくことができます。
   この世界に誇るウイスキーラインナップで、スペイサイドの歴史と伝統に裏打ちされた特有のフレーバーと、その深みや広がりをご堪能いただくことは、シングルモルトウイスキー愛飲家の皆様を 「稀少性と個性」を愉しむ新たな境地へと誘うことでしょう。
※シーバス・ブラザーズ社はスコッチウイスキーの「シーバス・リーガル」や「ザ・グレンリベット」「アベラワー」などを世界に展開。日本ではペルノ・リカール・ジャパン株式会社が輸入販売を行っている。
 
『シークレット スペイサイド』コレクション 第一弾ラインナップ
【キャパドニック】

 
   今はなき蒸留所からのリリースで、非常に貴重なシングルモルトウイスキー。 21年・25年・30年の3アイテムを展開するノンピーティッド・ウイスキーは、熟した果実のような繊細な甘さと複雑味が感じられる。18年・21年・25年の3アイテムを展開するピーティッド・ウイスキーは、ほのかなピート香と洗練されたスモーキーさによる奥行きのある味わいが特長だ。
 
ブランドストーリー

   現存しない幻の蒸留所キャパドニック。1898年にスペイ川のほとりに開業されたが、2011年に建物は取り壊され、シングルモルトウイスキーだけが残った。キャパドニック(Caperdonich)はゲール語で「秘密の泉 The Secret Well」を意味する。かつて、秘密裏に愛を誓いあう恋人たちが密会をしていた場所とされ、言い伝えによると17世紀のある夜、時の権力者であったロシズ公爵がなんと愛する娘の恋人を殺めてしまった場所としても知られ、それが由来となりブランドの紋章には「短剣」が描かれている。
   キャパドニックはとても小さな蒸留所として知られており、全盛期であってもピーティッド・ウイスキーと、ノンピーティッド・ウイスキーの2つのラインナップをスモールバッチで蒸留していた。周囲の蒸留所が次第に大きく拡張していった中でも、キャパドニック蒸留所はその小さな規模とウイスキー造りの信念を変えることなく、スモールバッチにてウイスキーをつくり続けた。キャパドニック蒸留所の建物はもう存在しないが、造り手のクラフトマンシップは今もウイスキーの中に息づいている。
 
「キャパドニック」展開アイテム 

■キャパド二ック 21年
価格:オープン価格/参考小売価格:32,000円(税別)
度数:48度/700ml
熟成樽:アメリカンオークバレル ファーストフィル
   オレンジの果皮、洋梨のコンポート、リッチなバニラを想わせるフルーティーで甘い味わいに、 長く続くスムースな余韻にはフローラルなハーブが感じられる。
■キャパド二ック 25年
価格:オープン価格/参考小売価格:61,000円(税別)
度数:48度/700ml
熟成樽:アメリカンオークバレル ファーストフィル
   ジューシーなブラックカラントや甘い洋梨、クリーミーなミルクチョコレートを想わせるフレーバーが織り成す複雑味のあるリッチな味わいに、ほのかにシナモンの香りが漂う、豊かで長い余韻へと続く。
■キャパド二ック 30年
価格:オープン価格/参考小売価格:125,000円(税別)
カスクストレングス[注1]700ml
熟成樽:アメリカンオークバレル ファーストフィル
   フレッシュパイナップルとフルーツの優しいフレーバーにハチミツの甘さが重なり、温かみのあるスパイス香と、驚くほど長くスムースな余韻が調和する、失われた蒸留所の最高傑作。
 
「キャパドニック・ピーティッド」展開アイテム

■キャパド二ック・ピーティッド 18年
価格:オープン価格/参考小売価格:16,500円(税別)
度数:48度/700ml
熟成樽:アメリカンオークバレル
   スモーキーな焚火香と、クラシカルに甘くフルーティーなスぺイサイドスタイルが一体化した、力強さを持つシングルモルト。初めに感じられるピート香の後に、リンゴやブラウンシュガー、そしてジンジャーやオレンジの穏やかな味わいが幾重にも重なる。
■キャパド二ック・ピーティッド 21年
価格:オープン価格/参考小売価格:36,500円(税別)
度数:48度/700ml
熟成樽:アメリカンオークバレル
   ほのかなピート香と焚火香、そして温かみのあるスギとマンダリンオレンジの香りが複雑に重なり合う重層的な味わい。ほのかにリコリスとハーブティーの味わいが感じられる、長く薫香のあるフィニッシュ。
  • ■キャパド二ック・ピーティッド 25年                                                                                           価格:オープン価格/参考小売価格:70,000円(税別)                                                                  カスクストレングス[注1]/700ml熟成樽:ホグスヘッド                                                             五感を魅了するスモーキーでフルーティーな味わい。ピートの豊かな香りは青リンゴと甘い梨を想わせる旋律と見事に調和し、焚火香とほのかに感じられる塩の風味を漂わせながら、 長くスムースな余韻へと続く。
 
【ロングモーン】

   時代を切り拓き、「スコットランドの至宝」の一つとされ、多くの蒸留家や業界人たちから長く敬愛される蒸留所。クリーミーなトフィーを感じさせる類稀なるスムースさと深い味わいをご堪能いただける。
 
ブランドストーリー

   世の中が大きく変化していた産業革命時代の只中であった1894年の創業以来、ロングモーン蒸留所では職人たちが品質の高い卓越したウイスキーを造ることに真摯に取り組んで来た。時代を先取りする考えの持ち主であった創業者、ジョン•ダフが抱いていた究極のウイスキー造りへの情熱は、最高の原材料を確実に入荷し、造りあげた貴重なウイスキーを世界中の愛飲家に届けるため、なんと蒸留所の目の前に駅を建設し、線路を引いて汽車を走らせたほどで、その姿勢は確固たるものでした。これに由来してブランドのロゴには汽車が描かれている。
   彼はまた、ウイスキーづくりに使用する水の品質にも徹底的にこだわり、誰も見ることも近づくことも出来ない「地下にある湖」から、極めて高い純度と均一性を兼ね備えた水を引いた。スコットランドの至宝の一つであるロングモーンは、世界中の蒸留家、ブレンダー、愛飲家から世界屈指の品質と評され、世界の蒸留家から「私が造るウイスキーを除けば、ロングモーンは私が最もお気に入りのウイスキーだ」として、敬愛され続けている。
 
「ロングモーン」展開アイテム 

■ロングモーン 18年
価格:オープン価格/参考小売価格:13,000円(税別)
度数:48度/700ml
熟成樽:アメリカンオークバレル&ホグスヘッド
   マンゴーとクリーミーなトフィーの驚くほど滑らかな香りと、熟した洋梨のジューシーな風味とオーク香が重なり合い、驚くほど甘く長い余韻へと続く。
■ロングモーン 23年
価格:オープン価格/参考小売価格:33,000円(税別)
度数:48度/700ml
熟成樽:アメリカンオークバレル&ホグスヘッド
   クリーミーなミルクチョコレートとフルーティーな洋梨のフレーバーが驚く程の甘さを感じさせる中、レモンクリームやジンジャーの香りがほのかに漂い、スパイス香のある心地よいフィニッシュへと続く。
■ロングモーン 25年   
※「ロングモーン 25年」は2020年10月下旬以降の発売となる。
価格:オープン価格/参考小売価格:53,000円(税別)
カスクストレングス[注1]/700ml 
熟成樽:アメリカンオークバレル&ホグスヘッド&バット
   驚くほど甘さのある味わいにはシナモンが香り、赤いリンゴ、マンダリンオレンジ、そして豊かなサルタナの香りが漂い、滑らかに長く続く余韻 にはドライなキャラクターが感じられる。
[注1]カスクストレングスにつきアルコール度数がバッチナンバーによって異なる。
 
『シークレット スペイサイド』コレクションについて

  『シークレット スペイサイド』コレクションは、ペルノ・リカール・グループが保有するスコットランド・スペイサイド地方のウイスキー蒸留所の中から精選された、18年以上の熟成年数を誇るシングルモルトスコッチウイスキーのコレクションだ。
   4つの蒸留所から成る当コレクションには、今まで多くが語られる事のなかった往時のウイスキーづくりの先駆者、ロングモーン蒸留所、スぺイサイドのランドマーク的存在のグレンキース蒸留所、丘の上にひっそりと佇むブレイズ・オブ・グレンリベット蒸留所、そして今では現存していない幻のキャパドニック蒸留所が含まれる。
   2019年より海外マーケットにて先行販売を行い、日本国内市場においては、2020年9月より第一弾としてキャパドニックより6アイテム、ロングモーンから3アイテム、合計9アイテムを発売する(「ロングモーン 25年」は2020年10月下旬以降の発売となる)。
※グレンキース蒸留所とブレイズ・オブ・グレンリベット蒸留所のアイテムは国内発売時期は未定。[ブランドWEBサイト] www.secret-speyside.com/ja-jp/
 
   この件のお問い合わせはペルノ・リカール・ジャパン(株)まで(電話03-5802-2671[WEBサイト] www.secret-speyside.com/ja-jp/)。