2019.06.17(水

「やまと豚」が世界的に権威のあるITIの2019年度審査会で

Superior Taste Award (優秀味覚賞)「三つ星」を5年連続で受賞

同時出品した「骨付ハム」も3年連続で「三ツ星」を獲得(フリーデン)

   養豚から豚肉の加工•流通をはじめ飲食までを一貫経営で展開する(株)フリーデン(本社神奈川県平塚市、森延孝代表取締役社長)では、本年3月にベルギーで開催されたITI(International Taste Institute/国際味覚審査機構)2019年度審査会に自社農場で生産した「やまと豚」をエントリー。

世界の一流シェフやソムリエの中から厳選された審査グループによる目隠し方式官能分析の結果、2015年度より5年連続でSuperior Taste Award (優秀味覚賞)「三つ星」を受賞した。
   総合評定90以上の食品にのみ与えられる「三ツ星」を5年連続で受賞したことは、国産豚肉として日本初の快挙といえる。同時に出品した「やまと豚の骨付ハム」も、3度目のエントリーで最高評定の「三ツ星」を3年連続で受賞し、栄誉ある「クリスタル味覚賞」に輝いた。


■国際味覚審査機構-ITIの審査会と評価方式
   International Taste Institute-ITI(国際味覚審査機構•昨年度まではiTQiと表記)は、ベルギー(ブリュッセル)に本部を置き、世界中の食品の「味」の審査をし、優れた食品を表彰•プロモーションする機関だ。
   審査会は毎年3月にブリュッセルで行われている。審査はヨーロッパで権威のある15の調理師協会および国際ソムリエ協会(ASI)に属する一流シェフとソムリエの中からさらに厳選された「大規模な審査グループ」による徹底した目隠し方式(ブラインドテスト)によって行われる。
   各審査員は、第一印象、外観、香り、食感、味覚などの基準に基づいて評価表に点数を記入していく。審査はエントリーした食品ひとつひとつの長所を点数で評価するもので、食品同士の優劣を競うものではない。総合評定70点以上の食品には、点数に応じて以下の3段階の「優秀味覚賞」が贈られる。
Superior Taste Award(優秀味覚賞)
☆☆☆3つ星(極めて優秀)総合評定90以上
☆☆2つ星(特記に値する)総合評定80以上~90未満
☆1つ星(美味しい)総合評定70以上~80未満
 
■Crystal Taste Award(クリスタル味覚賞)
   優秀味覚賞「三ツ星」を3年連続で受賞した食品に与えられ、同社の「やまと豚の骨付ハム」は今回のエントリーで「クリスタル味覚賞」に輝いた。同賞は3年間にわたって異なる審査員グループによって目隠し状態で審査され、総合評定で90以上を連続して獲得した食品のみが得られる賞で、継続的な卓越性の証しともいえる。
   フリーデンとしては、すべての肥育農場における「JGAP認証」および「農場HACCP認証」の取得や、DNA技術の活用によるトレーサビリティシステムの確立で「安全・安心」の確保が可能になったことに加え、今回「やまと豚」が栄誉ある三ツ星を5年連続で受賞したことで食の専門家による「おいしさ」の裏付けができたと考えている。また「やまと豚の骨付ハム」の3年連続三ツ星「クリスタル味覚賞」受賞は、フリーデンの加工品製造技術が高く評価された証しと捉え、より一層の品質向上に努めて行くとしている。
 
   この件に関するお問い合わせ先は(株)フリーデン 広報[担当者名]落合あずさまで(電話0463-58-0123[Email]ochiai@frieden.co.jp)。