2019.01.28(月)

奈良のイチゴの代表銘柄「古都華ワイン」

プロジェクト始動、奈良の古都華を使った

スパークリングワイン発売(和屋)

   若い女性をターゲットに構想から2年。今年こそ成功させる。

   『古都のお酒で乾杯しようぜ!実行委員会』(発売元:(株)泉屋)はこの度、奈良のイチゴの代表銘柄である「古都華」を使ったスパークリングワインの発売に向けて、奈良市の若手農業生産者の団体である『Kotoka Company』、丹波ワイン(株)(京都府船井郡京丹波町)と一緒に「古都華ワインプロジェクト」を立ち上げた。
   奈良はイチゴの産地ではあるが、スーパーマーケットなどに行っても奈良のイチゴにお目にかかれることはあまりない。しかし、古都華は全国放送のバラエティー番組において、マツコ•デラックスが絶賛したことから、人気が急上昇しているブランドの一つである。
   日本酒の発祥の地と言われている奈良。しかし、地元の農産物を活かしたお酒も少ないことから、「お酒を介して地元の価値を提案する」と言う同実行委員会の理念に基づき、奈良を代表する古都華を使ったスパークリングワインの製造•販売を行うことにした。実はこの古都華を使ったお酒を考えたのは2年前でした。
   一昨年の7月にプロトタイプでの試飲会を実施。若い女性をターゲットにしていることから、女子大生を中心に参加を頂きましたところ、高評価を頂き、昨年7月の発売を目標に進めていた。しかし、古都華の需要が急増したことから、発売を断念した経緯がある。
   今年はその失敗を踏まえ、早い段階からプロジェクトを立ち上げた。ただ、奈良県にはワイナリーがないことから、製造は丹波ワインに委託、それもあり古都華の輸送方法や生産ロット、販売価格、チャネル政策など解決すべき課題は山のようにある。
   まだまだ、想定しえない課題やトラブルも発生するかもしれない。しかし、断続的に三者で打ち合わせを重ねながら、この困難を乗り越え必ず成功させて、奈良県を代表する果実酒を目指す。発売は2019年7月発売を目標にしている。
<ワイン製造メーカー>
丹波ワイン(株)京都府船井郡京丹波町
甘味果実酒を予定
<古都華供給生産者>
Kotoka Company 奈良市で古都華を生産している農業生産者の団体。現在は6名で構成。資材の共同調達や勉強会を行っている。同会が共同で製品化を行うのも初めての取り組みだ。
 
容量720ml又は500mlを予定
小売売価¥2,000-以内を予定している(税抜) 
発売日:2019年7月下旬
販売予定数: 3,000本程度
 
   この件のお問い合わせは(株)泉屋 今西栄策代表取締役社長まで(住所:奈良市福智院町41-1 電話 0742-26-1234  携帯 090-1714-0636  eimanishi@nara-izumiya.co.jp   昭和37年12月創業。酒類・食品卸売業者)。