2018.03.08(木)

快適性を追及したフィッシング

クルーザー「EX34」を発売

─ヤンマー─

  ヤンマー舶用システム(株)(本社兵庫県伊丹市、吉村仁社長)は、乗り心地と快適な走りを追求したフィッシングクルーザー「EX34」を3月8日より発売する。

 

<フィッシングクルーザー「EX34」>
  「EX34」は「次世代フィッシングクルーザー」を開発コンセプトに、新型のハル構造や新素材の採用、高出力•低燃費の新型電子制御ディーゼルエンジンを搭載し、爽快でスムーズなクルージングと充実した釣り機能の両立を実現している。
■「EX34」について
商品仕様:

発売日:2018年3月8日
販売計画:2020年度までの5年間累計で100隻を目標
主な特長:
(1)乗り心地を追求した船型とハル構造を採用
  新たな船首デザインを採用することにより、35フィート並の水線長を持ち、高い保針性•凌波性•高速走行性を確保している。また、ハルの一部に当社の量産艇では初採用となるバキュームインフュージョン成形法を用いている。走行中に波が当たる部分の剛性を高めることで、波の衝撃を吸収しキャビン内での上質な乗り心地を実現する。

<新型ハル構造>
(2) 高出力•低燃費を実現した電子制御コモンレールエンジンを搭載
  440馬力の高出力•低燃費を実現した電子制御コモンレールエンジン「6LY440J」を国内で初搭載した。クリーンな排気と静音性の両立に加え、650リッターの大型燃料タンクを採用したことで、ロングクルージングも可能だ。また、エンジンルームには振動を低減するエンジン防振支持とキャビン床防音構造を採用した他、排気消音器の標準装備により低騒音を実現した。

<6LY440J>


(3)シリーズ最大級のキャビンスペースでくつろげる空間を演出
  メインキャビンはゆとりあるキャビン空間を確保し、ドライバーズシートとナビゲーターシートに肘掛ダンパー機能をつけることで快適性を向上させた。また内装の質感にもこだわり、長時間にわたる航行でも心地よい時間が過ごせる空間を実現した。<キャビンスペース>

<キャビンスペース>


(4)360°見渡すことができるフライングブリッジ
  フライングブリッジには、雨風をしのげるハードトップタイプを採用。ワイパー、ウォッシャーの標準装備に加え、航海計器(9インチ)と無線の設置スペースを確保している。3名が着席できるスペースを設けたことに加え、オプションでL型シートへのアレンジにも対応し、仲間とともに開放感ある航行を楽しむ機能を充実させた。

<フライングブリッジ>


EX34紹介映像:https://www.youtube.com/watch?v=FulYRF_0Vto
 
<ヤンマーについて>
  1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した。以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品•サービス•ノウハウを融合したトータルソリューションを提供する総合産業機械メーカーだ。小型エンジン、大型エンジン、農業機械•農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械•コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開している。
  「わたしたちは自然と共生し、生命の根幹を担う食料生産とエネルギー変換の分野でお客様の課題を解決し、未来につながる社会とより豊かな暮らしを実現します」をミッションステートメントに掲げ、世界の「都市」「大地」「海」の事業フィールドで資源循環型社会“A SUSTAINABLE FUTURE”実現への貢献を目指している。
  詳しくはヤンマー(株)ウェブサイト→https://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
 
  この 商品に関するお問い合せ先はヤンマー舶用システム(株)営業統括部まで(電話072-773-5861)若しくはヤンマー(株) ブランドコミュニケーション部広報グループまで(電話06-6376-6212 E-mail: koho@yanmar.com)。