施設・病院向け介護食商品を強化、『彩り野菜のポタージュシリーズ』
『やわらかシリーズ』を1月30日から新発売
カゴメ(株)(寺田直行社長)は、施設・病院向け介護食『彩り野菜のポタージュシリーズ』を、1月30日(木から全国にて新発売する。また、既存の『やわらかシリーズ』から3品を新発売し、2つのシリーズで施設・病院向け介護食商品を強化致する。
高齢者向け介護食の市場規模は年々拡大し、2013年は前年比4.7%増の1,067億円が見込まれ、中でも病院などの施設向け市場は、933億円と大きなウェイトを占めている。2008年にカゴメの施設・病院向け介護食として発売した『やわらかシリーズ』は、毎年拡大を続け、2012年度は、前年比26%増の4千万円に達し、2010年度比では約2倍となっている。介護食市場は、今後も拡大が予想されることから、新たに『彩り野菜のポタージュシリーズ』3品、『やわらかシリーズ』3品を新発売し、介護食商品を強化致する。
『彩り野菜のポタージュシリーズ』は、「かぼちゃのポタージュ」「にんじんのポタージュ」「ほうれん草と枝豆のポタージュ」(各100g)の3品を新発売する。このシリーズは、野菜ピューレ―を原料に微細化処理をした後、ろ過しているので、噛まずに飲みこめるなめらかな性状のスープタイプの介護食(2倍希釈)。更に食物繊維、カルシウムを加え、高齢者に不足しがちな栄養素を強化している。また、介護食は肉や魚をすりつぶしたものが多く、色味が暗いのに対し、本シリーズは、彩りが良く、見た目に鮮やかな介護食となっている。
『やわらかシリーズ』では、「冷凍やわらか紫いも」「冷凍やわらか白いんげん豆」「冷凍やわらか玉ねぎ」(各100g×2)の3品を新発売する。本シリーズは、野菜をミキサー処理しゼリー状にして、亜鉛、カルシウム、食物繊維を強化した、舌でつぶせる硬さの介護食だ。トッピングの具材など、様々なメニューに使われている。
カゴメは、今後も施設・病院向けの介護食商品を強化していくことで、より多くの人々の健康長寿に貢献することを目指している。
『彩り野菜のポタージュシリーズ』3品(各100g)
『やわらかシリーズ』3品(各100g×2)