2024.08.27(火)

「牛ふん堆肥を活用した粒状肥料に
よる作物栽培の現地説明会」を9月
10日に開催(農研機構)

   牛ふんペレット広域流通コンソーシアム(代表:農研機構)は9月10日(火曜日)、「牛ふん堆肥を活用した粒状肥料による作物栽培の現地説明会」を開催する。牛ふん堆肥入り粒状複合肥料を用いた作物の栽培現場を公開し、使用した肥料なども展示しながら、肥料としての特徴を紹介する。 
   牛ふんペレット広域流通コンソーシアム(代表:農研機構)では、牛ふん堆肥を用いた機械散布適性が高い球状肥料の開発を目指し、農林水産省予算「ペレット堆肥活用促進のための技術開発•実証(課題名:牛ふんを用いた指定混合肥料の広域流通と耕畜連携体系の確立と実証)」で取り組んでいる牛ふん堆肥を活用した粒状肥料による作物栽培の現地説明会を開催する。
   牛ふん堆肥は豚ぷん堆肥や鶏ふん堆肥に比べて水分が高いなどの特徴から造粒性が悪く、特に機械散布に対応した形状への成形は困難でした。本プロジェクトでは牛ふんを活用し、水稲栽培における側状施肥や畝内局所施肥などの機械散布適性の高い球状の肥料を試作し、この肥料を用いた栽培試験を実施している。
   また本プロジェクトでは、この肥料を製造するための造粒加工に適した堆肥の生産や肥料の流通の効率化などに取り組んでいる。本説明会では実際の肥料を展示しながら、肥料の特徴などの説明を行う。
日時:2024年9月10日(火曜日)14時00分~17時00分(状況によって時間は前後)
場所:株式会社アグリライフほ場(新潟県新潟市)
主催:牛ふんペレット広域流通コンソーシアム(代表:農研機構)
定員:30名
申込方法:別紙参加申込み用紙.xlsxに必要事項を記入の上、メールにて
     <cowpelleoffice@ml.affrc.go.jp>までお送りください(会場の都合上、定員になり次第、締め切りとさせていただきますので予めご了承下さい)。
申込締切:2024年9月3日(火曜日)
   なお、詳細については参加者に別途開催要項を送付させていただく。
お問い合わせ先
開催担当者:農研機構 畜産研究部門 高度飼養技術研究領域 小島陽一郎
広報担当者:同 研究推進室 渉外チーム 髙橋朋宏

本プロジェクトの開発技術の概要

   本プロジェクトでは、牛ふん堆肥の生産、造粒加工、肥料利用、流通の各段階で総合的な技術開発を行っている。
別紙参加申込み用紙.xlsx [XLSX:11.8KB]