2024.03.14(木) |
「日ロさけ・ます漁業交渉(日本水域)」
漁獲量(前年同)合計2,050トン、機材
供与1.8億円~3億13万円の範囲
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令和6年3月11日(月曜日)から3月14日(木曜日)まで、ウェブ会議で「日ロ漁業合同委員会第40回会議」が開催され、令和6年(2024年)の日本200海里水域における我が国漁船によるロシア系さけ•ますの操業条件等について妥結した。
<日ロさけ•ます漁業交渉とは>
「日ロ漁業合同委員会」は、1985年に発効した「日ソ漁業協力協定」(※)に基づいて設置されているもの。毎年、日本200海里水域における我が国漁船によるロシア系さけ•ますの漁獲量等の操業条件等について協議している。※正式名称は「漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定」。
<開催日程>
日時:令和6年3月11日(月曜日)から3月14日(木曜日)まで〔ウェブ会議〕
<出席者>
日本側:坂 康之(さか やすゆき)水産庁増殖推進部長(日本政府代表)ほか、外務省、水産庁、北海道庁及び関係する漁業団体の関係者
ロシア側:ヤコヴレフA.V. 連邦漁業庁副長官(ロシア連邦代表)ほか、外務省、連邦漁業庁等の関係者
<結果概要>
令和6年(2024年)の日本200海里水域における我が国漁船によるロシア系さけ•ますの操業条件等について協議が行われ、以下の内容で妥結した。
ア.漁獲量(前年同)
からふとます、べにざけ、ぎんざけ、ますのすけ計1,550トン(べにざけ、ぎんざけ、ますのすけについては3種合わせて1隻当たり1トン以内とする)、しろざけ500トンの合計2,050トン。
イ.機材供与
1.8億円~3億13万円の範囲で漁獲実績に応じて決定することで一致(前年は2億~3億13万円の範囲で漁獲実績に応じて決定。前年の実際の支払額は2億円。本年は下限額を前年より2,000万円引き下げ)。
ウ.その他
令和6年(2024年)の漁業分野における科学技術協力計画の採択等を行った。
〈添付資料〉
(参考)
令和6年3月11日付けプレスリリース
「日ロさけ•ます漁業交渉」の開催について
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/240311.html
この件のお問い合わせは水産庁 資源管理部 国際課 (担当)佐藤、吉野、久我まで(電話03-3502-8111<代表>内線6744 ダイヤルイン03-3502-8453)。