2024.03.12(火)

「令和6年産水稲の10a当たり平年収量」
前年産より1kg増加の537kg、作柄表示
地帯別平年収量は6月末頃を目途に決定

   農林水産省は「水稲の作柄に関する委員会」の意見を踏まえ、令和6年産水稲の全国農業地域別•都道府県別10a当たり平年収量を決定した。なお、令和6年産水稲の作柄表示地帯別10a当たり平年収量については、6月末頃を目途に決定する。
<概要>
(1)1.70mmのふるい目幅における令和6年産水稲の全国の10a当たり平年収量は、前年産より1kg増加の537kgとなった。
(2)1.70mmのふるい目幅における都道府県別の10a当たり平年収量は、北海道、青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、和歌山県、島根県、沖縄県が前年産と比べ引上げとなり、新潟県、山梨県、静岡県、愛知県、福岡県が前年産と比べ引下げとなった。
水稲の10a当たり平年収量とは>
(1)水稲の栽培を開始する以前に、その年の気象の推移、低温•日照不足等の気象被害の発生状況等を平年並みとみなし、実収量のすう勢を基に作成されたその年に予想される10a当たり収量をいい、作柄の良否を表す作況指数の基準となっている。
(2)全国の統一基準として、「1.70mmのふるい目幅」で選別された玄米を基に算出した10a当たり平年収量のほか、平成27年産より生産現場における米の生産•流通実態を踏まえた「多くの農家等が使用しているふるい目幅(本年産の詳細は添付資料)」で選別された玄米を基に算出した多くの農家等が使用しているふるい目幅の10a当たり平年収量を公表している。
3.水稲の10a当たり平年収量の主な利活用
作柄の良否を表す作況指数の基準
農作物共済事業における共済基準単収の算定
<水稲の作柄に関する委員会>
会議資料及び議事概要は以下のURLで公開(https://www.maff.go.jp/j/study/suito_sakugara/<添付資料>
LinkIcon 令和6年産水稲の全国農業地域別・都道府県別10a当たり平年収量(PDF : 123KB)
 
   この件のお問い合わせは農林水産省 大臣官房統計部 生産流通消費統計課 (担当)デジタル情報班 我妻、小平まで(電話03-3502-811<代表>内線3683  ダイヤルイン03-3502-5670)。