2024.01.11(木)

餃子から日本を考える。「餃子会議」
本格始動! 47都道府県レシピを順次
発信(農水省)

   農林水産省は、食と農とのつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を展開している。今年度から身近な食である「餃子」をテーマに加え、餃子と餃子の食べ方から我が国の食をめぐる課題等について、ともに考えるきっかけを創出する情報発信企画として「餃子から日本を考える。」を推進している。
   この度、施策の一つとして立ち上げた、餃子を囲んで日本の食について考える「餃子会議」が本格始動する。家庭での内食と、総菜等としての中食、外食といったあらゆる食シーンで、「餃子」の食べ方を楽しみながら、日本の食について考えてもらう活動を展開する。

「餃子会議」特設サイト
1.「餃子会議」とは
   「ニッポンフードシフト」では、特に次世代を担うZ世代に向けて、身近な食を取り上げ、その背景にある日本の食や農をめぐる事情や課題について考えるきっかけとなるように昨年度から「カレーから日本を考える。」、本年度からは「餃子から日本を考える。」を官民協働で取り組んでいる。
   餃子や餃子の食べ方から日本の食に関する課題について分かり易くひも解いた動画や、餃子を題材にしたラップ動画を配信しながら、Z世代を始め、より多くの国民の皆様に日本の食や農への理解と共感•支持を得るためのきっかけづくりを推進している。
【ニッポンフードシフト 餃子から日本を考える。 特設サイト】
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/gyoza/(外部リンク)
・「餃子会議」について
  「食が交わると書いて餃子」。昨年10月に「餃子」とその食べ方を通して日本が抱える食や農の課題に対しての気づきや想いが交わり語らう場として「餃子会議」特設サイトをニッポンフードシフト公式WEBサイト内に開設した。
【ニッポンフードシフト 餃子会議 特設サイト】
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/gyoza/meeting/(外部リンク)
   昨年10月以降に全国各地で開催している、ニッポンフードシフトのイベントでは、各開催地の食材である柚子(宮城県)、レモン(広島県)、トマト(熊本県)、すだち[大阪で1月13日(土曜日)、14日(日曜日)に開催予定]をつけタレに使用した餃子の食べ方を、餃子界のレジェンド パラダイス山元氏と提案してきた。
2.「餃子会議」の新たな取組
(1)「『餃子』の食べ方47」の強化
   御当地のつけタレレシピを全47都道府県へと拡大し、地域毎に順次公開し、餃子の新たな食べ方を提案することで、餃子から我が国の食について考えるきっかけを創出していく。
(2)新企画「食から交わる『餃子会議』」の動画を配信
   パラダイス山元氏が自ら考案した「『餃子』の食べ方47」のレシピをZ世代と実食し、各レシピで使用する食材の生産者も交え、生産現場から食卓までのそれぞれのストーリーとともに語らう「餃子会議」の様子を動画で配信する。
(3)新企画「すべては餃子になる餃子レシピ」を公開
   新たな内食企画として、日常の食卓や家庭においても簡単に調理できる「すべては餃子になる餃子レシピ」を公開する。パラダイス山元氏のつけタレ考案に加え、料理人として活躍するインフルエンサー等を通して、多彩な食材を用いつつ、餃子の新しいレシピや楽しみ方を提案していく予定。さまざまな食材が「餃子」として包まれ、「餃子」としての可能性が無限に拡がる様子を情報発信していく。
(4)推進パートナーとの連携プロジェクトの強化
   推進パートナーとともにこれまでに進めてきた「餃子」の外食、中食でのつけタレ提案等の連携プロジェクトを強化し、「餃子会議」特設サイトでさらなる情報発信を進めていく。詳細は順次公表する。
3.なぜ「餃子」なのか?
   昨年度の「カレー」に続き、親しみやすく、私たちの食生活に身近な存在である「餃子」をテーマに加えた。「餃子」は多彩な食材が使用されるだけでなく、外食や総菜等の中食、家庭での内食のあらゆる食シーンに幅広く馴染み、また、地域ごとに特色のある餃子も誕生している。餡に使用される具材は、野菜、豚肉、魚介類等が一般的だが、国産の食材や輸入に頼らざるを得ないもの等、一つひとつの食材の背景から我が国の食や農をめぐる諸課題を垣間見ることができる。
   また、餃子を包む皮については、国産小麦や米粉の利用拡大が期待されており、さらに何より、ご飯のおかずとして米の消費拡大も期待される。

4.公式サイト

【食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT】
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/(外部リンク)

【ニッポンフードシフト 餃子会議 特設サイト】
https://nippon-food-shift.maff.go.jp/gyoza/meeting/(外部リンク)

<添付資料>
LinkIcon 報道発表資料(PDF : 752KB)
 
   この件のお問い合わせは農林水産省 大臣官房政策課 食料安全保障室 (担当)奥泉、宮田、足立まで(電話03-3502-8111<代表>内線3805   ダイヤルイン03-6744-2376)。