農林水産省は、海外における日本食レストラン数の調査結果を公表した。我が国の農林水産物•食品の更なる輸出拡大に政府を挙げて取り組んでいる中、海外における日本食レストランの店舗数は、日本食•食文化の普及状況を把握する観点から重要な指標となっている。今後一層の農林水産物•食品の輸出拡大及び日本食•食文化の海外展開を推進していくに当たって参考とするため、本調査を外務省協力のもと実施した。
   外務省協力のもと、現地で「日本食レストラン」として扱われている店舗等を対象として調査を実施したところ、前回調査(令和3年)から約2割増の18万7千店となった。各地域における増減と主な要因については以下の通りだ。
・アジアではコロナ禍後の規制解除、日本食人気の高まり、チェーン展開する企業の進出等により約2割の増加となった。
・北米ではコロナ禍の影響等により約1割の減少となった。
・中南米では日本のアニメ等の影響による日本食需要の増加、調査方法の変更(より多くの店を検索可能になったこと)等により約2倍の伸びとなった。
・欧州では日本食人気の高まり、チェーン展開する企業の進出等により約2割の増加となった。
   詳細については、別添資料を御参照下さい。
＜添付資料＞
海外における日本食レストランの概数（令和5年）(PDF : 327KB)
海外における日本食レストランの国・地域別概数（令和5年）(PDF : 514KB)
 
   この件のお問い合わせは農林水産省 輸出•国際局 輸出企画課 (担当)原、齋藤、秋山まで(電話03-3502-8111<代表>内線4156  ダイヤルイン03-6744-0481)。