2023.09.29(金) |
「令和4年木材需給表」の公表
木材の総需要量は8,509万4千立方メートル
木材の総需要量は8,509万4千立方メートル
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林野庁は、令和4年(2022年)の木材需給に関するデータを集約•整理した「令和4年木材需給表」を取りまとめている。令和4年(2022年)の木材自給率は40.7%になった。
林野庁は、毎年(1月~12月)の木材需給の状況を明らかにするため、農林水産省「木材統計調査」財務省「貿易統計」林野庁「特用林産物生産統計調査」「木質バイオマスエネルギー利用動向調査」等を活用して、我が国の木材の需要•供給量を丸太換算し、用材(製材品や合板、パルプ•チップ等に用いられる木材)、しいたけ原木及び燃料材等に区分して取りまとめ公表している。
令和4年(2022年)の木材の総需要量は8,509万4千立方メートルとなった。前年と比較すると296万4千立方メートル(3.6%)増加した。これは前年に比べ、用材が35万2千立方メートル(0.5%)増加したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(15.0%)減少したこと、燃料材が264万8千立方メートル(18.0%)増加したことによる。また、輸出量は304万2千立方メートルとなった。前年と比較すると20万9千立方メートル(6.4%)減少した。
(1)国内生産
令和4年(2022年)の国内生産量は、3,461万7千立方メートルとなった。前年と比較すると89万6千立方メートル(2.7%)増加した。これは前年に比べ、用材が1万7千立方メートル(0.1%)増加したこと、しいたけ原木が3万7千立方メートル(15.0%)減少したこと、燃料材が91万6千立方メートル(9.8%)増加したことによる。
(2)輸入
令和4年(2022年)の輸入量は、5,047万7千立方メートルとなった。前年と比較すると206万8千立方メートル(4.3%)増加した。これは前年に比べ、用材が33万6千立方メートル(0.8%)増加したこと、燃料材が173万2千立方メートル(32.1%)増加したことによる。
木材自給率の動向
令和4年(2022年)の木材自給率は40.7%となった。前年と比較すると0.4ポイント低下した。用途別に見ると、建築用材等の自給率は49.5%で前年と比較すると1.5ポイント上昇、非建築用材等の自給率は34.2%で前年と比較すると1.3ポイント低下した。
<添付資料>
令和4年木材需給表(PDF : 408KB)
参考資料_木材需給の推移等(PDF : 146KB)
過去の木材需給表や長期累年統計表は以下のリンクからご覧下さい。
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/mokuzai_zyukyu/index.html
この件のお問い合わせは林野庁林政部 企画課 統計調査班 水内、富山まで(03-3502-8111<代表>内線6061 ダイヤルイン03-6744-2219)。