2023.06.15(木)

歴史的⾵致維持向上計画の 認定
認定式は6月19日に、会津若松市の
歴史まちづくり計画(農水、文科、国交省)

   農林水産省、文部科学省及び国土交通省は、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(平成20年法律第40号)(通称:歴史まちづくり法)」に基づき、福島県会津若松市の歴史的風致維持向上計画(通称:歴史まちづくり計画)について、令和5年6月19日付で認定するとともに、同日国土交通省において認定式を行う。
   今回の認定により全国の認定都市数は91市町となる。
会津若松市の歴史まちづくり計画の概要
史跡「若松城跡」(若松城の通称:鶴ヶ城)や旧城下町で行われる会津まつりの会津藩公行列や十日市等の伝統行事、名勝「会津松平氏庭園」(通称:御薬園)(おやくえん)やまちなかの歴史的建造物を背景に行われる彼岸獅子、重要文化財「旧正宗寺三匝堂 (きゅうしょうそうじさんそうどう)」(通称:さざえ堂)及び「旧滝沢本陣横山家住宅」にほど近い会津飯盛山白虎隊士墳墓域 (あいづいいもりやまびゃっこたいしふんぼいき)で行われる墓前祭等、固有の風情が感じられる歴史的風致が形成されている。
   本計画では、市内に残る歴史的建造物や歴史のまちを象徴する街なみ及び文化財の保存•活用に関する事業や伝統行事や伝統技術等の文化の保存•継承に関する事業等を位置づけ、歴史的風致の維持及び向上を図っていくこととしている。

会津まつり

会津松平氏庭園

若松城跡

彼岸獅子
   認定式は 令和5年6月19日(月)15時30分から15時45分まで、場所は古川国土交通大臣政務官室

歴史まちづくり法とは
   全国各地には、城や神社仏閣とその周辺の町家や武家屋敷等から成る市街地と、祭礼行事、民俗芸能、昔ながらの生業等の人々の伝統的な営みや活動とが一体となって、地域の個性とも言える歴史的な情緒や風情を醸し出すまちが多くある。歴史まちづくり法では、これらを地域固有の資産として捉え、ハード•ソフト両面の取組により維持向上を図り、地域の活性化や歴史•伝統文化の保存•継承を支援している。
 
   この件のお問い合わせ先は 農林水産省 農村振興局 農村政策部 農村計画課 (担当)野中、寺門まで(電話03-3502-8111<代>内線5534  ダイヤルイン03-3502-6004)。若しくは国土交通省 都市局 公園緑地•景観課 景観•歴史文化環境整備室 (担当)森井、植田まで(電話03-5253-8111<代>内線32983、32986  ダイヤルイン03-5253-8954)、文化庁 文化資源活用課 (担当)池野、蔵楽まで(075-451-4111<代>内線9651、9668  ダイヤルイン075-451-9668)。