2023.03.20(月) |
令和5年度「麦の需給に関する見通し」の公表
食糧用小麦総需要量は562万トン、国内産小麦流通量
94万トン、米粉用国内産米の流通量は5万トン
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農林水産省は「食料•農業•農村政策審議会 食糧部会(3月1日開催)」の審議を踏まえて、令和5年度の「麦の需給に関する見通し」を策定した。
「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(平成6年法律第113号)」第41条に基づき、農林水産大臣は、麦の需給及び価格の安定を図るため、毎年3月31日までに麦の需要量、生産量、輸入量等に関する事項を内容とする「麦の需給に関する見通し」を定めることとなっている。3月1日に開催した「食料•農業•農村政策審議会 食糧部会」の審議を経て、令和5年度の「麦の需給に関する見通し」を策定した。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/boueki/mugi_zyukyuu/index.html令和5年度「麦の需給に関する見通し」のポイント
食糧用小麦
1 総需要量は前年度と同じ対前年度比から562万トンと見通す。
2 国内産小麦の流通量は、令和5年産の作付予定面積等から推計し、94万トンと見通す。
3 米粉用国内産米の流通量は、供給量の見通しや年度内出回比率等を考慮し、5万トンと見通す。4 外国産小麦の需要量は、総需要量から国内産小麦及び米粉用国内産米の流通量を差し引いた
463万トンと見通す。
5 備蓄数量は外国産小麦の需要量の2.3か月分の89万トンとする。
6 輸入量は外国産小麦の需要量に備蓄数量の増減分を加えた464万トンと見通す。
食糧用大麦及びはだか麦
1 総需要量は、過去7か年の平均総需要量に主食用の需要減を考慮した33万トンと見通す。
2 国内産大麦及びはだか麦の流通量は、令和5年産の作付予定面積等から推計し、15万トンと見
通す。
3 輸入量は総需要量から国内産大麦及びはだか麦の流通量を差し引いた18万トンと見通す。
政府が行う飼料用小麦及び大麦の輸入については、別途「飼料需給安定法(昭和27年法律第356号)」第3条に基づき農林水産大臣が定める飼料需給計画に基づき行う。
(参考)
「飼料需給計画」https://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/lin/l_siryo/index.html
添付資料
・
麦の需給に関する見通し(PDF : 254KB)
・
麦の参考資料(PDF : 1,311KB)
・
麦の参考統計表(PDF : 1,546KB)
この件のお問い合わせは農林水産省 農産局農産政策部貿易業務課 (担当)岡﨑、齋藤まで(電話03-3502-8111<代表>内線5012 ダイヤルイン03-6744-1253)。