2023.03.07(火) |
Webサイト「にっぽん伝統食図鑑」を本日開設
各地の伝統的な加工食品や日本の奥深い発酵文化を
紹介(農水省)
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農林水産省は、各地域で選定された伝統的な加工食品を紹介するWebサイト「にっぽん伝統食図鑑」を本日開設した。伝統食の特徴、歴史、地域における保護•継承の取組やアレンジレシピ等についてデータベース化している。「是非この図鑑で伝統食の魅力を再発見し、ご家庭での調理、外食企業でのメニュー化•商品開発、海外への発信•普及などにご利下さい」と述べている。
「にっぽん伝統食図鑑 」とは
農林水産省は、地域固有の多様な食文化の保護•継承、認知拡大、輸出促進を目的にWebサイト「にっぽん伝統食図鑑」を開設した。伝統的な加工食品を17のカテゴリーに分類し、各地域で選定された伝統食(地域の食材を基に、気候•風土など地域の特性を活用し、保存性、食味などを工夫しながら長年製造されてきた食品)の特徴、歴史、地域における保護•継承の取組やアレンジレシピ等をデータベース化している。さらに日本の伝統食には欠かすことのできない、発酵文化についても併せて紹介している。また、英語版Webサイトも同時に開設した。
「にっぽん伝統食図鑑」の開設の背景
日本各地で古くから受け継がれている伝統食やそれを活用した料理に関する情報は各地に存在するものの、集約されていないことが課題でした。また、海外で日本食レストラン数が約15万9千店(令和3年時点)を達成するなど、健康的で持続可能な食生活への関心の高まりから、日本の食文化や発酵食品に注目が集まり、海外向け情報の充実が求められてきた。
そのため、農林水産省はユネスコ無形文化遺産「和食;日本人の伝統的な食文化」が登録されて10周年を迎える本年に、伝統食の「保護•継承」「認知拡大」「輸出拡大の促進」を目的に日本の各地域が誇る伝統食の情報をデータベース化し、国内外に発信する「にっぽん伝統食図鑑」を作成した。
Webサイト「にっぽん伝統食図鑑」のコンテンツ
①伝統食の選定基準
加工食品を基本とし、歴史性•地域性があるものや伝統的な製法を用いているものなどを中心に選んだ。
必須項目:加工食品であること、入手ができること、地域性があること、伝統的な製法または保
存技術を用いていること、歴史性があること
推奨項目:持続性(公共性)があること、輸出可能であること
②伝統食の分類
水産:乾物、塩漬け、調味加工品、練り物、くん製品、水産発酵食品、節類、海藻製品、その他
水産加工品
畜産:畜産加工品
その他:菓子類、飲料
③地域の伝統食•アレンジレシピ
各地域で選定された地域固有の伝統食やアレンジレシピを紹介している。エリア検索も可能だ。令和4年度は福井県、奈良県、熊本県の情報(各県20品目/合計60品目)を掲載した。このうち各県5品目、合計15品目は英語版Webサイトにも掲載している。また、次年度以降、他の都道府県についても順次掲載予定だ。
④伝統食のPR動画
海外向けに代表的な伝統食を紹介する動画を掲載している。
⑤発酵食品に関する記事
伝統食を知るうえで欠かせない、日本の奥深い発酵文化を詳しく紹介している。発酵の歴史や
現代における発酵の役割などをまとめた。英訳版もあるので国内外での情報発信に活用下さい
「にっぽん伝統食図鑑」の活用方法
「にっぽん伝統食図鑑」は以下のように活用できる。
(1)伝統食の品目の歴史や文化、特徴を「知る」ことができる。
(2)伝統食を使ったアレンジレシピを「作る」ことができる。
(3)伝統食の品目画像をダウンロードして「活用する」ことができる。
※画像を使用する場合は、事前に農林水産省Webサイト「リンクについて•著作権」を確認
し、出典を明記して下さい。
伝統食に関する情報収集、SNS等での情報発信、ご家庭での調理、外食企業でのメニュー化や食品製造企業での商品化など、様々な場面でご活用いただける。
にっぽん伝統食図鑑
https://traditional-foods.maff.go.jp
「にっぽん伝統食図鑑 」とは
農林水産省は、地域固有の多様な食文化の保護•継承、認知拡大、輸出促進を目的にWebサイト「にっぽん伝統食図鑑」を開設した。伝統的な加工食品を17のカテゴリーに分類し、各地域で選定された伝統食(地域の食材を基に、気候•風土など地域の特性を活用し、保存性、食味などを工夫しながら長年製造されてきた食品)の特徴、歴史、地域における保護•継承の取組やアレンジレシピ等をデータベース化している。さらに日本の伝統食には欠かすことのできない、発酵文化についても併せて紹介している。また、英語版Webサイトも同時に開設した。
「にっぽん伝統食図鑑」の開設の背景
日本各地で古くから受け継がれている伝統食やそれを活用した料理に関する情報は各地に存在するものの、集約されていないことが課題でした。また、海外で日本食レストラン数が約15万9千店(令和3年時点)を達成するなど、健康的で持続可能な食生活への関心の高まりから、日本の食文化や発酵食品に注目が集まり、海外向け情報の充実が求められてきた。
そのため、農林水産省はユネスコ無形文化遺産「和食;日本人の伝統的な食文化」が登録されて10周年を迎える本年に、伝統食の「保護•継承」「認知拡大」「輸出拡大の促進」を目的に日本の各地域が誇る伝統食の情報をデータベース化し、国内外に発信する「にっぽん伝統食図鑑」を作成した。
Webサイト「にっぽん伝統食図鑑」のコンテンツ
①伝統食の選定基準
加工食品を基本とし、歴史性•地域性があるものや伝統的な製法を用いているものなどを中心に選んだ。
必須項目:加工食品であること、入手ができること、地域性があること、伝統的な製法または保
存技術を用いていること、歴史性があること
推奨項目:持続性(公共性)があること、輸出可能であること
②伝統食の分類
水産:乾物、塩漬け、調味加工品、練り物、くん製品、水産発酵食品、節類、海藻製品、その他
水産加工品
畜産:畜産加工品
その他:菓子類、飲料
③地域の伝統食•アレンジレシピ
各地域で選定された地域固有の伝統食やアレンジレシピを紹介している。エリア検索も可能だ。令和4年度は福井県、奈良県、熊本県の情報(各県20品目/合計60品目)を掲載した。このうち各県5品目、合計15品目は英語版Webサイトにも掲載している。また、次年度以降、他の都道府県についても順次掲載予定だ。
④伝統食のPR動画
海外向けに代表的な伝統食を紹介する動画を掲載している。
⑤発酵食品に関する記事
伝統食を知るうえで欠かせない、日本の奥深い発酵文化を詳しく紹介している。発酵の歴史や
現代における発酵の役割などをまとめた。英訳版もあるので国内外での情報発信に活用下さい
「にっぽん伝統食図鑑」の活用方法
「にっぽん伝統食図鑑」は以下のように活用できる。
(1)伝統食の品目の歴史や文化、特徴を「知る」ことができる。
(2)伝統食を使ったアレンジレシピを「作る」ことができる。
(3)伝統食の品目画像をダウンロードして「活用する」ことができる。
※画像を使用する場合は、事前に農林水産省Webサイト「リンクについて•著作権」を確認
し、出典を明記して下さい。
伝統食に関する情報収集、SNS等での情報発信、ご家庭での調理、外食企業でのメニュー化や食品製造企業での商品化など、様々な場面でご活用いただける。
にっぽん伝統食図鑑
https://traditional-foods.maff.go.jp