2022.08.24(水)

令和3年産長野県農産物輸出額(県推計値)
17億6,533万円(対前年比118%)、平成
25年の調査以来、最高額に(県農政部)

   本県の令和3年産農産物輸出額は17億6,533万円(対前年比118%)となり、平成25年に調査を開始して以来、最高額となった(令和2年:14億9,120万円 →令和3年:17億6,533万円)。
県産農産物の輸出額17億6,533万円 
 県産農産物輸出額の推移

〇主要な輸出先は台湾が8億5,592万円、香港が7億
 966万円で、この2輸出先で全体の89%を占めてい
 る。
〇品目別では、ぶどうが10億661万円と最も多く、全
 体の 57%を占めている。
(表1)輸出先別輸出額       (百万円) 

(表2)品目別輸出額       (百万円) 

注)輸出額及び輸出割合はJAグループ及び長野県農産物等輸出事業者協議会(輸出に意欲的な生産者や事業者等により構成し、海外への販路開拓•拡大に取り組んでいる組織)への聞き取り結果を基にした県(農政部)推計値
   国•品目別特記事項
○高品質な本県産農産物は、台湾及び香港の高所得者層での需要が高く、これら地域へのぶどう
   やもも、米の輸出が増加したことが県産農産物輸出額の増加要因となった。
○ぶどうは天候の影響による出荷量の減少に伴い輸出量が減少(前年比 92%)したものの、高単
   価を維持できたことから輸出額はやや増加(前年比103%)した。
○米は高品質な米(コシヒカリ)の需要が高まり、輸出額が大幅に増加(前年比168%)した。
○ももは病害等の影響により生産が落ち込んだ前年に比べ、輸出向けの高品質な商品の出荷が
   増加したことから、需要の高い台湾向けの輸出額が大幅に増加(前年比161%)した。
 
   この件のお問い合わせは県農政部農業政策課 農産物マーケティング室 (室長)村山一善 (担当)小林裕之まで(電話026-235-7216<直通>   026-232-0111<代表>内線3037   FAX026-235-7393
E-mail  marketing@pref.nagano.lg.jp)。