6月1日より椎茸農家を応援できるNFTの販売を開始する。NFT化させたのは主に農作物の写真だ。農家の見習い研修をしていた頃から撮りはじめたもので、総数はおよそ7,500枚。今回はその一部をNFT化した。コレクション数は約2,200。初回販売ではそのうちの100点を販売する。 

【しいたけNFT】概要
販売開始：2022年6月1日AM11:00
タイトル：Shiitake mushrooms 365
コレクション数：2207
初回販売数：100
初回販売価格：0.03ETH
ロイヤリティ：10%
ブロックチェーン：Ethereum
マーケットプレイス：opensea
リンク： https://opensea.io/collection/shiitakemushroom365
　販売収益は当農家への支援金として使わせていただくが、使途のメインとして「プレミアム椎茸」の開発費用を予定している。同農園は過去より受け継いだ『原木椎茸の美味しさ』を後世へと伝える。十勝の気候に紐付いた昔ながらの栽培方法で最上級を目指す。栽培に使用する原木は北海道産オリジナルとなる『ミズナラ』。 現在では珍しい2夏経過の腐朽期間を設けている。更に北海道では珍しくなった森の中での腐朽を行っている。
   夏経過の腐朽期間を成立させてくれるのは、十勝の厳しい寒冷な気候だ。8月でも平均気温は20℃前後。1月は最高気温でも氷点下。最低気温は-20℃を下回ることもある。椎茸栽培には厳しすぎる気候だが、ゆっくり進む腐朽のおかげで最高の椎茸が育つ。使用する椎茸菌種は5K-16。『その食味は市場や料理店、食通の方々に「美味しいきのこ」と認められている。
   旨味成分の含有量の分析値がそれを裏付けている(森産業「きのこ品種パンフレット-もりのきのこ案内」より引用)』。栽培が難しい菌種としても有名で生産者の数も年々減っている。そのため希少価値の高い品種と言える。昔ながらの栽培方法、十勝の気候、5K-16菌種。この3つの要素から生まれるプレミアムな椎茸を皆様へお届けする。
【プレミアム椎茸】概要
販売開始時期：2023年内(予定）
名称：未定
販売価格：未定(プレミアム価格）
品質規格：直径8cm以上、5K-16品種、十勝の原木、生産者限定
販売形式：未定
　このプロジェクトは原木しいたけ農家だけではなく、原木しいたけ農家を取り囲む経済圏を活性化させることを目的としている。しいては食文化の維持発展と林業の活性化、里山問題等の諸問題の解決を願うものである。また、多くの人が諸問題の関係者となれるよう架け橋的な役割を担う。
　ただ、今回発行するNFTでは属人生が強いため、資金調達の継続性には時間的な限界があると考えている。そのためこのプロジェクトの最終的なゴールは、開発するプレミアム商品のブランドの確立だ。それを元に次の世代の方々がこの文化および経済圏の維持発展に努めて頂けたら幸いと考えている。詳しくは公式ページをご参照下さい( https://snowfull.net/nft.htm )。
【サホロ椎茸】
   個人事業主•屋号「サホロ椎茸」。所在地は北海道上川郡新得町(十勝総合振興局)。2019年開業。年間の榾木植菌数は8,000～5,000本。代表は正脇健次、1977年生まれ。神奈川県平塚市出身。前職を退社後、2016年より地域おこし協力隊として「新得町しいたけ生産組合」に赴任。3年の任期を全うした後に就農。現在に至る。
   ちなににサホロ椎茸( https://snowfull.net/)は水産•農林業で、本社を北海道上川郡新得町西三条南4丁目54番地に置く。電話番号は090-6184-9222 、代表者名は正脇健次しである。