2022.03.24(木) |
「第60回全国青年農業者会議」で
上田市青年農業者の小川哲生さん
農林水産大臣賞を受賞!
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第60回全国青年農業者会議において、全国の農業青年クラブ員が行う活動、研究成果を発表するプロジェクト発表で、上田市で養豚経営を行う青年農業者が畜産部門の最高賞となる農林水産大臣賞を受賞したので、賞状伝達式を行う。
賞名及び受賞部門は農林水産大臣賞 プロジェクト発表「畜産部門」。受賞者は小川哲生氏(32 歳/上田市/上田農業青年会議所属)。2013年就農、2019年タローファーム代表取締役就任(3代目)。経営概況は養豚一貫経営、母豚240頭、肥育豚の年間総出荷頭数約7,000頭。
この発表の概要は発表課題及び内容「フォー•ファイブへの転換と経営改善」。養豚一貫経営における飼育方法を、連続飼育から繁殖母豚群を5グループに分け、各グループを4週間隔で管理するシステム(フォー•ファイブ)へ転換することにより、生産性の改善に成功。農家から農業経営者としての意識転換のきっかけにもなり、新たなステップに向かう礎となった。
受賞のポイント(審査員コメント)は、経営方針の大転換を図り、経営改善につなげた成果を高く評価しており、養豚業界への波及効果が期待できる素晴らしい取り組みで更なる発展を期待している。
農政部長からの賞状伝達式は3月29日(火曜日)14時~14時30分、県庁3階特別
会議室にて行われる。小川さんの発表動画は、全国農業青年クラブ連絡協議会の
ホームページ(https://zenkyo4h.com/meeting/)又は右のQRコードからご覧頂
ける。
<全国青年農業者会議>
将来の日本の農業を支える青年農業者が、農業や農村生活環境の改善等に取り組んだ成果を互いに発表し、当面する問題の解決方法や将来を見据えた対策など、農業を取り巻く諸問題について討議•共有するため、全国農業青年クラブ連絡協議会の主催により昭和27年から実施。令和3年度は、各ブロック(北海道及び地方農政局単位)を勝ち抜いた代表者28名が発表し、5部門で農林水産大臣賞が授与された。県内では平成29年度以来の受賞。
この件のお問い合わせは県農政部 農村振興課 担い手育成係 (課長)飯島和久 (担当)松本由紀まで(電話026-235-7243<直通> FAX026-235-7483 E-mail noson@pref.nagano.lg.jp)。