「信州の伝統野菜」に選定されている「坂井芋」と「王滝蕪」の認知度向上に向け、各産地の生産者と地域住民が、その特性等を学び、地域ならではの食文化について理解を深めるための研修会を開催する。
  「坂井芋」の研修会は12月3日(金)13:30～15:30、場所は飯山市公民館(飯山市大字飯山1436-1)で行われる。講演は『「坂井芋」の特徴と生産振興について』(13:40～14:55)、講師はJAながの木島里芋研究会の佐藤嘉一氏、続いて『「信州の伝統野菜」をおいしく食べる』では調理実演も有り、講師は信州伝統野菜認定委員•料理研究家の横山タカ子氏が勤める。また、試食•意見交換(14:55～15:30)も行われる。
   「王滝蕪」の研修会は12月10日(金)13:30～15:30、場所は王滝村公民館(王滝村2758-3番地)で開催。講演(試食有)は『「信州の伝統野菜」をおいしく食べる』(13:40～14:25)、講師は信州伝統野菜認定委員•料理研究家の横山タカ子氏、意見交換(14:25～15:30)も行われる。
   参加者は伝承地栽培認定生産者グループ、加工組織等(県では選定された「信州の伝統野菜」のうち、伝承地で継続的に栽培されている伝統野菜および一定の基準を満たした生産者グループに対して、「伝承地栽培認定」を行っている< https://www.oishii-shinshu.net/vegetables>)だ。

坂井芋

王滝蕪
 
   なお、新型コロナウィルス感染症対策を講じた上で開催する。研修会への参加の受付は終了している。本研修会は平成30年度から開催しており、今回は2年ぶりの開催となる。本研修会を通して「信州の伝統野菜」生産者が横山タカ子氏から様々な調理方法を学ぶ ことで、伝統野菜の魅力を再発見し、発信力を高めることが期待される。
 
   この件のお問い合わせは県農政部 園芸畜産課 野菜•特産係 (課長)吉田新一 (担当)脇坂遥まで(電話026-235-7228<直通>   FAX026-235-7481 E-mail: enchiku@pref.nagano.lg.jp)。