2021.03.01(月) |
令和3年度「麦の需給に関する見通し」の公表 総需要量は574万トン、国内産小麦の流通量は 86万トン、外国産小麦の需要量は484万トン |
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農林水産省は、麦の需給及び価格の安定を図るため、麦の需要量、生産量、輸入量等について、令和3年度の「麦の需給に関する見通し」を策定した。
「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(平成6年法律第113号)」第41条に基づき、農林水産大臣は、麦の需給及び価格の安定を図るため、毎年3月31日までに麦の需要量、生産量、輸入量等に関する事項を内容とする「麦の需給に関する見通し」を定めることとなっている。2月26日の「食料•農業•農村政策審議会食糧部会」の審議を経て、令和3年度の「麦の需給に関する見通し」を策定した。
「麦の需給に関する見通し(PDF:276KB)」「麦の参考資料(PDF:2,786KB)」「麦の参考統計表(PDF:706KB)」https://www.maff.go.jp/j/seisan/boueki/mugi_zyukyuu/index.html
<令和3年度「麦の需給に関する見通し」のポイント>
食糧用小麦
1.総需要量は過去7か年の平均総需要量である574万トンと見通し。
2.国内産小麦の流通量は、令和3年産の作付予定面積等から推計し、86万トンと見通し。
3.米粉用国内産米の流通量は供給量の見通しや、年度内出回り比率等を考慮し4万トンと見通し。4.外国産小麦の需要量は、総需要量から国内産小麦及び米粉用国内産米の流通量を差し引いた
484万トンと見通し。
5.備蓄数量は外国産小麦の需要量の2.3か月分の93万トンとする。
6.輸入量は外国産小麦の需要量に備蓄数量の増減分を加えた484万トンと見通し。
食糧用大麦及びはだか麦
1.総需要量は、過去7か年の平均総需要量である34万トンと見通します。
2.国内産大麦及びはだか麦の流通量は、令和3年産の作付予定面積等から推計し、17万トンと見
通し。
3.輸入量は、総需要量から国内産大麦及びはだか麦の流通量を差し引いた17万トンと見通し。
政府が行う飼料用小麦及び大麦の輸入については別途「飼料需給安定法(昭和27年法律第356号)」第3条に基づき農林水産大臣が定める飼料需給計画に基づき行う。
(参考)
「飼料需給計画」https://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/lin/l_siryo/index.html
添付資料
麦の需給に関する見通し(PDF:276KB)
添付資料.pdf
この件のお問い合わせ先は農林水産省 政策統括官付貿易業務課 担当者:伊藤、藤田まで(電話03-3502-8111<代表>内線5012)ダイヤルイン03-6744-1253 FAX03-6744-1390)。