2020.12.14(月) |
宮崎県における高病原性鳥インフルエンザの 疑似患畜の確認(国内24例目)及び「農林水産省 鳥インフルエンザ防疫対策本部」の持ち回り開催 |
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農林水産省は本日、宮崎県宮崎市の養鶏場3農場(疫学関連農場2農場含む)において、家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜(今シーズン国内24例目及び24例目の関連農場)が確認された。
本発生は宮崎県における今シーズン6例目の発生であり、これを受けて野上農林水産大臣から防疫対応に遺漏がないよう、11月5日の総理指示を踏まえ防疫指針等に基づいて対応するよう指示があった。農林水産省としては、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の対応方針(大臣指示)に従い措置を実施することについて確認する。
<農場の概要>
農場所在地:宮崎県 宮崎市
飼養状況:採卵鶏(約7万羽)
疫学関連農場(ア)(鶏:約4.5万羽)
疫学関連農場(イ)(鶏:約1.1万羽)
<経緯>
12月13日、宮崎県は死亡鶏が増加した旨の通報を受けて、当該農場への立入検査を実施。同日、当該鶏についてインフルエンザ簡易検査を実施し陽性。本日、当該鶏について遺伝子検査を実施した結果、H5亜型であり、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることを確認。
<今後の対応方針>
本日、「農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部」を持ち回りで開催し、今後の防疫措置について速やかに確認する。
<農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部>
農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部
日時:令和2年12月14日(月曜日)(持ち回り開催)
<その他>
(1)我が国の現状において、家きんの肉や卵を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えている。
https://www.fsc.go.jp/sonota/tori/tori_infl_ah7n9.html(外部リンク)
(2)現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあること、農家の方のプライバシーを侵害しかねないことから、厳に慎むよう御協力をお願いいたします。 特にヘリコプターやドローンを使用しての取材は防疫作業の妨げとなるため、厳に慎むようお願いいたします。
(3)今後とも迅速で正確な情報提供に努めるので、生産者等の関係者や消費者は根拠のない噂などにより混乱することがないよう、御協力をお願いいたします。
この件のお問い合わせ先は農林水産省 消費•安全局動物衛生課 (担当者)星野、下平まで(電話03-3502-8111(代)内線4581 ダイヤルイン03-3502-5994 FAX03-3502-3385)。