2020.03.17(火) |
令和2年産水稲の全国農業地域別•都道府県別 10a当たり平年収量を決定、前年産より 2kg増加の535kg(農林水産省) |
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農林水産省は、「水稲の作柄に関する委員会(令和元年度第4回)」(持ち回り開催)の意見を踏まえ、令和2年産水稲の全国農業地域別•都道府県別10a当たり平年収量を決定した。なお、令和2年産水稲の作柄表示地帯別10a当たり平年収量については、6月末頃を目途に決定する。
<概要>
(1)ふるい目幅1.70ミリにおける令和2年産水稲の全国の10a当たり平年収量は、前年産より2kg
増加の535kgとなった。
(2)ふるい目幅1.70ミリにおける都道府県別の10a当たり平年収量は、北海道、青森県、岩手県、
宮城県、秋田県、山形県、福島県、埼玉県、千葉県、富山県、石川県、広島県、鹿児島県が
前年産と比べ引き上げとなり、岐阜県、静岡県、高知県、大分県が前年産と比べ引き下げと
なった。
<水稲の10a当たり平年収量とは>
(1)水稲の栽培を開始する以前に、その年の気象の推移、低温•日照不足等の気象被害の発生状
況等を平年並みとみなし、実収量のすう勢を基に作成されたその年に予想される10a当たり
収量をいい、作柄の良否を表す作況指数の基準となっている。
(2)全国の統一基準として、「1.70ミリのふるい目幅」で選別された玄米を基に算出した10a当
たり平年収量に加えて、平成27年産より生産現場における米の生産•流通実態を踏まえた
「多くの農家が使用しているふるい目幅(本年産の詳細は添付資料)」で選別された玄米を基に
算出した農家等が使用しているふるい目幅ベース10a当たり平年収量を公表している。
<水稲の10a当たり平年収量の主な利活用>
作柄の良否を表す作況指数の基準
農作物共済事業における共済基準単収の算定
<会議資料>
会議資料及び議事概要は以下のURLで公開する。
https://www.maff.go.jp/j/study/suito_sakugara/index.html
<添付資料>
令和2年産水稲の全国農業地域別・都道府県別10a当たり平年収量(PDF : 98KB)
添付資料.pdf
この件のお問い合わせは大臣官房統計部 生産流通消費統計課 (担当者:解析班)椎野、菅野まで(電話03-3502-8111<内線3683> ダイヤルイン:03-3502-5670 FAX03-5511-8771)。