2020.02.15(土) |
「スマートバイオ産業•農業基盤技術」 シンポジウム2020を3月18日に開催 新たなスマートフードチェーンの構築をめざして |
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農業•食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)は、標記シンポジウムを下記のとおり内閣府 SIP「スマートバイオ産業•農業基盤技術」スマートフードチェーンコンソーシアムおよび慶應義塾大学SFC研究所と共催で開催する。
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期の「スマートバイオ産業•農業基盤技術」では、農産物生産から加工•流通•販売•輸出までのデータを相互活用する「スマートフードチェー ン」のモデル構築をめざしている。
現在、消費、流通と生産間の情報の共有化と相互のマッチングシ ステムが未整備で、各プロセスにおいて多くの非効率性が残されている。このためSIP第1期での成果である「農業データ連携基盤(WAGRI)」の機能を拡張し、フードバリューチェーン全体に展開する新たなデータプラットフォームの構築を進めることとした。これにより例えば販売業者や消費者の皆様に対して、その農産物が「どこでどのような栽培をされて、いつ出荷されたのか、どのように運ばれたのか」という情報を「見える化」することが可能になる。
本シンポジウムではこれまでの研究成果をご紹介し、広く今後のスマートフードチェーンに関する課題やご意見を伺うとともに、課題解決に向けた議論を行う。
日時は令和2年3月18日(水)13:00~17:00、会場は慶應義塾大学 三田キャンパス南校舎ホール(東京都港区三田2-15-45 https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html)で行う(田町駅(JR山手線/JR京浜東北線)徒歩8分、三田駅(都営地下鉄浅草線/都営地下鉄三田線)徒歩7分、赤羽橋駅(都営地下鉄大江戶線)徒歩8分)。
この共催は内閣府SIP「スマートバイオ産業•農業基盤技術」スマートフードチェーンコンソーシアム、農研機構、慶應義塾大学SFC研究所。
<プログラム>
1)開会挨拶13:00~13:05 農研機構理事⻑の久間和生氏
2)来賓挨拶13:05~13:15 SIP「スマートバイオ産業•農業基盤技術」プログラム•ディレクターの
小林憲明氏、農林水産省農林水産技術会議事務局事務局⻑の菱沼義久氏
3)基調講演13:15~13:45「我が国における農産物流通の課題と展望―諸外国との比較に基づい
てー」(公財)流通経済研究所農業•地域振興研究開発室⻑の折笠俊輔氏
4)成果報告13:45~14:45「スマート生産システムの開発」農研機構理事の寺島一男氏「スマー
トフードシステム全体のICTプラットフォームのプロトタイプ構築」慶應義塾大学環境情報学
部教授の神成淳司氏「加工•流通の低コスト化、最適化技術開発」農研機構食品研究部門 食品
加工流通研究領域⻑の石川豊氏
5)ポスターセッション(休憩含む)14:45~15:55 ※会場:南校舎6階ホワイエ
6)パネルディスカッション15:55~16:55
※モデレーター (株)日本総合研究所 創発戦略センターエクスパート 三輪泰史 ※パネリスト 流通業者、農業生産者などを含む7名程度を選定中
7)閉会挨拶16:55~17:00 内閣府大臣官房審議官(科学技術•イノベーション担当)髙原勇氏
参加申込は下記のメールアドレスに必要事項(氏名(ふりがな)、所属、役職、連絡先(電話番号又はメールアドレス)を記入の上を申し込む。シンポジウム事務局sipsym2020@ml.affrc.go.jp ※当日は受付にてお名刺を一枚頂戴いたしますので予めご用意ください。