2020.02.04(火) |
「もち麦サミット2020~生産、加工、流通、 販売の バリューチェーン構築に向けて~」 3月19日大田区産業プラザコンベンションホールで |
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もち麦(=もち性大麦)は、血中コレステロール量の適正化、内臓脂肪の低減、食後血糖値の上昇抑制等の機能性が報告されている水溶性食物繊維β-グルカンを多く含み、かつ食感が優れることから需要が急増していている。
しかし、国内生産量が少なく、需要量の大部分が輸入麦で充当されていることから、国産もち麦の早期生産拡大が強く要望されている。そこで国産もち麦の生産拡大と用途拡大を目指して、もち麦の生産、加工利用、製品開発等に関する事例紹介と、話題提供者と会場参加者の双方向のパネルディスカッション、生産、加工、流通、販売に関わる事業者とのビジネスマッチングのための展示ブースからなるシンポジウムを開催する。
主催は農研機構次世代作物開発研究センターで参加費は無料だ。開催日時は3月19日(木)13:10~17:30(12:00受付開始)、開催場所は大田区産業プラザ PiO4階コンベンションホール(東京都大田区南蒲田1-20-20)で行われる。
開催内容は開会挨拶(13:10)、基調講演(13:15)は「もち麦ヒットの背景を踏まえ、今後のシーズとニーズを考える」と題し、日経BP総研客員研究員の西沢邦浩氏が行う。講演(13:45~15:25)では機能性に富み、新たな需要が期待できるもち麦品種(農研機構•次世代作物開発研究センター麦研究領域の塔野岡卓司氏)、もち麦品種「くすもち二条」を使った製品開発((株)丸美屋常務取締役の家村亨氏)、小売業界におけるもち麦の商品展開((株)セブン-イレブン•ジャパン商品本部デイリー部の園田康清氏)、もち麦の生産から加工•販売、輸出の取り組み(おうみ冨士農業協同組合営農経済部の臼井克祐)、国内産もち性大麦の利用拡大への期待と取り組み(全国精麦工業協同組合連合会食糧部の馬木紳次氏)について講演する。
休憩後、パネルディスカッション(15:40~16:20)では、モデレーターに農林水産省農林水産政策研究所企画広報室の吉田行郷氏、パネラーにそれぞれの講演者を予定しており、閉会は16:20となる。なおビジネスマッチングコーナーでは、展示ブースにおけるポスター•実物展示、サンプル等配付、もち麦品種の生産や製品利用に関する相談等(17:30閉場)も行われている。
チラシ.pdf
参加申し込みは事前登録(2月25日(火)必着)が必要でホームページより申し込む。(URL)https://kikaku.nias.affrc.go.jp/meeting/mochimugi/ 参加申込書にお名前、所属、連絡先(電話、FAX またはe-mail)を記入し、FAXで事務局宛てにお申込む(事務処理簡素化のため、極力ホームページからでお願いします)。定員(200名)に達し次第締め切る。
参加申込書.pdf
事務局は農研機構次世代作物開発研究センター 研究推進室まで(〒305-8518 茨城県つくば市観音台2-1-2 電話029-838-8942 Fax029-838-7408 e-mail:www-nics@naro.affrc.go.jp)。