2019.12.17(火) |
信州の伝統野菜とろ~りやわらかな 「松本一本ねぎ」は冬の料理にぴったり 旬の時期を迎える(11月上旬~2月末) |
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冬の料理にぴったりの野菜! とろ~りやわらかな松本一本ねぎが旬を迎えている。松本一本ねぎは、長野県で栽培されている野菜のうち「来歴」「食文化」「品種特性」 の3つの項目で基準を満たした「信州の伝統野菜」として選定されている。
出荷期間は11月上旬~2月末、主な産地は松本市、山形村。松本一本ねぎは、江戸時代より関東、中京方面に土産•贈答品として珍重されているとともに正月の吉祥を意味する野菜として全国に知られていた。
やわらかく甘みが強いので、刻んで「ねぎ味噌」や松本名物の一つ「桜鍋」の食材として利用されている。品種特性は全長90センチ、軟白部40センチで肉質柔らかく、甘み、風味ともに豊かで鍋物に向いている。
<産地からのひとこと>
松本一本ねぎの特徴のひとつは曲がっていること。この曲がった形に農家のこだわりとおいしさの秘密があります。真夏の暑い中、植えてあるねぎを一度堀り上げ、そのねぎを別の溝へ植え直す「植え替え」と呼ばれる伝統的な栽培をします。この作業をすることで、ねぎが曲がりよく曲っているほど甘いといわれています。
JA松本市とJA松本ハイランドでは「信州の伝統野菜」伝承地栽培の認定を受けており、昔なが らの栽培技術で生産した自慢の松本一本ねぎを皆様にお届けします。
<産地に関するお問い合わせ>
JA松本市経済部経済まで(電話0263-26-1700 FAX0263-26-1702)。
<販売所に関するお問い合わせ>
JA松本市農産物直売所 国府町店まで(電話0263-87-4831 松本市深志2丁目1番1号)。
JA松本市農産物直売所 並柳店まで(電話0263-25-9246 松本市並柳1丁目5番18号)。
この件に関するお問い合わせは松本地域振興局 農政課 (課長)古田豊文 (担当)小林深雪まで(電 話0263-40-1917<直通> FAX0263-47-7822 E-mail matsuchi-nosei@pref.nagano.lg.jp)。