2018.12.21(金) |
日本初の静岡県川根本町のゆず商品の 雪室ブランド化への挑戦! 6次産業化を推進している(株)Arinos |
---|
「地方で事業創出を行い地方創生につなげること」をテーマに、各地域(静岡•秋田•熊本•小笠原諸島)で6次産業化を推進している(株)Arinos(本社東京都千代田区、古家由也代表取締役、以下Arinos)は、新潟県の雪室を活用することで静岡県川根本町のゆず商品のブランド化に挑戦する。
<川根本町にて11月に収穫したゆず>
<新潟県の雪室でゆずを保管>Arinos
Arinosでは地方創生の取り組みの中で、10月より静岡県川根本町の農家と協業で「ゆず事業の6次産業化」を推進している。ゆず栽培(1次)、商品開発、加工(2次)、販売•流通(3次)に取り組む中で、現状販売している商品において十分な収益をあげられていないことから、ゆず関連商品に付加価値をつけ、魅力ある商品作りを行うことが課題となっている。
そこで、雪国で食品の保存方法として伝統的に行われてきた雪室での保存に着目し、雪室を使ったゆずのブランド化を進めることになった。雪室で保存したゆずならではの味わいを作り出し、新たなゆずの魅力を知っていただく商品開発を展開する。
<雪室とは>
雪室とは天然の雪の冷気を使って食品を保存する方法。雪国では伝統的な保存方法として用いられており、じゃがいもやりんごなどを雪室に入れることで、甘さが増すということは知られていた。現在では生鮮食品だけでなく、お酒やお茶などの加工品においても雪室の効果が確認されており、雪室に入れた商品としてブランド化されている。例えば雪室保存された牛肉をブランド化した「雪むろ芳醇和牛」では、雪室で3週間保存することで旨味と柔らかさをさらに高めた商品になる。
しかしながら、雪国で育てられることの少ない柑橘系を雪室に入れた事例は少なく、ゆずにおいては初の試みとなる。どのような変化が起こるか未知数だが、柑橘類においてはマイルドな口当たりになるため、ゆずでもその効果を期待している。
出典:雪室推進プロジェクト:http://yukimuro.jp/products/
< 今後の雪室の取り組み>
▼STEP1:調査フェーズ(2018.12~2019.6)
今年度収穫したゆずを雪室で保管し、月ごとの成分の変化を観察する。甘み、酸味、栄養素の3点を中心に調べる。
▼STEP2:商品開発フェーズ(2019.4~2019.10)
STEP1の成分の分析結果をもとに商品企画、試作を行う。また2019年11月のゆずの収穫に向けて、商品の振り分け量を決定する。
▼STEP3:商品販売•拡大フェーズ(2019.4~)
2019年11月の収穫でとれたゆずを雪室に入れ、本格的な商品販売を開始する。またゆず以外の商品も雪室に入れ、「雪室に入れる」ということを一つのブランド化の手法として確立することを目指す。
時間はかかるが、ゆず商品の付加価値を高め、その魅力が高まったとき、若者が川根本町で働きたいと思うような事業へと一歩近づくのではないかと考えている。
<今後のArinosの地方創生の取り組み>
Arinosではこのような地方創生の取り組みを全国の各地方に広げたいと考えている。そこで現在、静岡県川根本町以外に秋田県大仙市、東京都小笠原村、熊本県天草市の3か所において、6次産業化に着手している。
各地域を訪問した際に、静岡県のとき同様、魅力的な地域やモノがあるにもかかわらず、良さを引き出せずにいた。生産•商品開発•流通それぞれに課題が見られた。そのとき、静岡県川根本町での6産業化の取り組みは、他の地域でもきっと役に立つと確信した。各地方に寄り添える存在となれるように、今後も取り組みを進めていくとしている。
<会社概要>
商号 : 株式会社Arinos
代表者 : 代表取締役 古家由也
所在地 : 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-4-1TUG-IビルB1F
設立 : 2010年10月
事業内容: コンサルティング、開発事業、グローバル事業
URL : https://arinos.co.jp/
この 件に関するお問い合わせ先は(株)Arinos 担当者名:鈴木貴巳(事業責任者)、成田陽一まで(電話03-6261-6485 Email:info@arinos.co.jp URL:https://arinos.co.jp/)。
<川根本町にて11月に収穫したゆず>
<新潟県の雪室でゆずを保管>Arinos
Arinosでは地方創生の取り組みの中で、10月より静岡県川根本町の農家と協業で「ゆず事業の6次産業化」を推進している。ゆず栽培(1次)、商品開発、加工(2次)、販売•流通(3次)に取り組む中で、現状販売している商品において十分な収益をあげられていないことから、ゆず関連商品に付加価値をつけ、魅力ある商品作りを行うことが課題となっている。
そこで、雪国で食品の保存方法として伝統的に行われてきた雪室での保存に着目し、雪室を使ったゆずのブランド化を進めることになった。雪室で保存したゆずならではの味わいを作り出し、新たなゆずの魅力を知っていただく商品開発を展開する。
<雪室とは>
雪室とは天然の雪の冷気を使って食品を保存する方法。雪国では伝統的な保存方法として用いられており、じゃがいもやりんごなどを雪室に入れることで、甘さが増すということは知られていた。現在では生鮮食品だけでなく、お酒やお茶などの加工品においても雪室の効果が確認されており、雪室に入れた商品としてブランド化されている。例えば雪室保存された牛肉をブランド化した「雪むろ芳醇和牛」では、雪室で3週間保存することで旨味と柔らかさをさらに高めた商品になる。
しかしながら、雪国で育てられることの少ない柑橘系を雪室に入れた事例は少なく、ゆずにおいては初の試みとなる。どのような変化が起こるか未知数だが、柑橘類においてはマイルドな口当たりになるため、ゆずでもその効果を期待している。
出典:雪室推進プロジェクト:http://yukimuro.jp/products/
< 今後の雪室の取り組み>
▼STEP1:調査フェーズ(2018.12~2019.6)
今年度収穫したゆずを雪室で保管し、月ごとの成分の変化を観察する。甘み、酸味、栄養素の3点を中心に調べる。
▼STEP2:商品開発フェーズ(2019.4~2019.10)
STEP1の成分の分析結果をもとに商品企画、試作を行う。また2019年11月のゆずの収穫に向けて、商品の振り分け量を決定する。
▼STEP3:商品販売•拡大フェーズ(2019.4~)
2019年11月の収穫でとれたゆずを雪室に入れ、本格的な商品販売を開始する。またゆず以外の商品も雪室に入れ、「雪室に入れる」ということを一つのブランド化の手法として確立することを目指す。
時間はかかるが、ゆず商品の付加価値を高め、その魅力が高まったとき、若者が川根本町で働きたいと思うような事業へと一歩近づくのではないかと考えている。
<今後のArinosの地方創生の取り組み>
Arinosではこのような地方創生の取り組みを全国の各地方に広げたいと考えている。そこで現在、静岡県川根本町以外に秋田県大仙市、東京都小笠原村、熊本県天草市の3か所において、6次産業化に着手している。
各地域を訪問した際に、静岡県のとき同様、魅力的な地域やモノがあるにもかかわらず、良さを引き出せずにいた。生産•商品開発•流通それぞれに課題が見られた。そのとき、静岡県川根本町での6産業化の取り組みは、他の地域でもきっと役に立つと確信した。各地方に寄り添える存在となれるように、今後も取り組みを進めていくとしている。
<会社概要>
商号 : 株式会社Arinos
代表者 : 代表取締役 古家由也
所在地 : 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-4-1TUG-IビルB1F
設立 : 2010年10月
事業内容: コンサルティング、開発事業、グローバル事業
URL : https://arinos.co.jp/
この 件に関するお問い合わせ先は(株)Arinos 担当者名:鈴木貴巳(事業責任者)、成田陽一まで(電話03-6261-6485 Email:info@arinos.co.jp URL:https://arinos.co.jp/)。