2017.12.14(木)

大豆の新品種開発により農水省から
「農業技術功労者表彰」を受賞!
野菜花き試験場の矢ケ崎和弘氏

 農林水産省及び公益社団法人 農林水産•食品産業技術振興協会は、国内における大豆 の生産振興に大きく貢献したことにより、野菜花き試験場の矢ケ崎和弘研究技監兼野菜部⻑に対し、平成29 年度「農業技術功労者表彰」を授与した。
 受賞課題は「大豆の用途別加工適性品種育成と貯蔵蛋白質の質的改良」。受賞者は⻑野県野菜花き試験場•野菜部 研究技監兼部⻑の矢ケ崎和弘。受賞の理由は、実需者、生産者のニーズに対応した「加工適性」と「栽培性」に優れる新品種を多数育成、これら新品種は⻑野県内のみならず、県外の実需者、生産者からの評価も高く全国的に広く作付けされ、特徴ある新品種の活用は、品種の普及、定着により県内外で新たな産地形成を推進した点が挙げられる。
 農業技術功労者表彰とは、農業やその関連産業に関する研究開発の一層の発展と農業技術者の意欲向上に資するため、農業研究者、普及指導等に顕著な功績があった者に対し贈られる賞だ(年6人)。1944年の制度創設以来(S19〜H28)、411人が受賞しており、⻑野県関係者の受賞は26人目だ。なお、12月20日(水)に阿部知事へ受賞の報告が行われる。

 この件のお問い合わせは県農政部農業技術課研究普及係 (課⻑)伊藤洋人 (担当)藤永真史まで(電話026-235-7220<直通> FAX026-235-8392 E-mail: nogi@pref.nagano.lg.jp)。