農産物の海外への販路を拡大するため、鮮度を維持しながら小口でも適正価格で食材を活用できる流通システムを構築し、新潟市食材の魅力を海外の方に知ってもらうモデル事業を実施する。その一環として、流通をさらに促す新潟市食材フェアを現地飲食店で開催する。
　新潟市では年間を通じて、シンガポールの飲食店をターゲットに四季折々の食材をプロモーションしている。

Tong Le Private Dining
　日本食レストランに限らず、食材の活用の幅を広げるため、フレンチやイタリアン、中華など現地で人気のある様々なジャンルの飲食店にアプローチを行い、地域に根付いた食材活用を目指している。その一環として、流通をさらに促す新潟市食材フェアを現地飲食店において年3回実施し、今回がその第３回目となる。
　第３回目は大手中華料理レストラングループのTUNG LOKにご協力いただき、12月14日から30日の約2週間、新潟市食材を用いたコース料理を提供して頂く。フェア開催にあたり、11月にはシェフとマネジャーを新潟市にお招きし、食材の魅力や生産者のこだわり、食文化などを体験して頂いた。

　「ル レクチエ」は新潟市食と花の銘産品でもあり冬を代表する果物だ。西洋梨「ル レクチエ」をはじめ、食用菊「かきのもと」や南蛮エビなど新潟市ならではの食材を活用し、コース料理が提供される。タイトルは「第3回新潟市食材フェアinシンガポール」。期間は12月14日(水曜日)～30日(金曜日)、会場はTong Le Private Dining(シンガポール) http://www.tong-le.com.sg/
 
　この件のお問い合わせ先は新潟市役所 食と花の推進課まで(電話025-226-1794)。